「仲間」カテゴリーアーカイブ

セブンスターオーケストラ第4回演奏会に行って来ました!

本日14時~16時過ぎまで、近くの‘テイアラこうとう’で標記演奏会がありました。この演奏会に、NSD社員(田中美帆さん)がクラリネット奏者として出演しており、今回初めて参加してきました。60~70名構成のオーケストラで、今回の演奏曲は「ベートーヴェン交響曲第一番」「シューベルト交響曲第7番未完成」「メンデルスゾーン交響曲第4番イタリア」と本格的な曲に挑戦したものでした。指揮者である河上隆介氏(各地のアマチュアオーケストラの指導をされている)が、4回目で初めて満員になり、立ち見の方が出るほどになったと、感謝の意を表されていました。終わったあと係員の方に聞くと1200名強の方に参加いただいたとのことでした。アマチュアでもこんなに集めるのですね。

演奏の良し悪しを表する素養は持ち合わせていませんが、生の演奏は迫力があり感動できるものでした。今回は舞台にいるクラリネット奏者(田中さん)が気になり、クラリネットの音色を追っかけている自分がいました。圧巻は、未完成の2楽章に出てくるとても長いクラリネットのソロを田中さんが一人で吹いている時でした。私まで緊張しましたが、難易度は高いものらしいのに見事にこなしていました。これまで漫然と聞いていましたが、クラリネットもオーケストラの中で、重要なパートを占めているのに気づかされました。クラリネット奏者で3曲とも出演していたのは田中さんだけでした。さすがです!

毎年この時期に‘ティアラこうとう’で演奏会を開いています。来年は7月14日(日)で、チャイコフスキー、ストラヴィンスキー、プロコフィエフとロシア曲中心となるそうです。来年もぜひ行きたいと思います。ちなみに入場料は無料です。

田中さんお疲れ様でした。

新日鉄入社後41年ぶりの全国レベルの同期会

昨夜、新日鉄昭和46年入社組の同期会が代々木倶楽部で開催された。北は室蘭から南は大分まで、入社297人の内50数名が参集した。まだ現役の人も多く、東京まで出向くのが困難な方も多かったと思われる。全国レベルで集まるのは、41年前の入社後の集合研修(1週間?)以来のこと(代々木倶楽部にて研修?)。昭和45年に八幡製鉄と富士製鉄が統合され、また今年は新日鉄と住友金属が合併することから、我が昭和46年組は、新日鉄として採用され、41年間純粋に新日鉄時代を生き抜いた貴重な面々と言える。

子会社の現役社長が3年間で100名山を踏破した話や、日本の城300か所を回った人、ブラジルの勤務経験を活かし本を出版した人、福岡県古賀市長(現役)、2か月に1回海外旅行を楽しむ人など多士済々で、来週でNSDを退職する私にも大きな刺激となった(鹿児島県知事も同期入社組だとか)。5年後の再会を期して別れた。

読むとやる気が湧いてくる「一流たちの金言(致知出版社)」に政財界でご活躍の牛尾治朗氏の文章がある。退職を控えた私にとって考えさせられるものであり、その一部を紹介する。題名は「『無所属の時間』を意識する」。

50歳を過ぎてからは、「無所属の時間を意識するようになりました。
これは作家の城山三郎さんの言葉で、
人は会社や団体など、どこの組織にも属さない無所属の時間を持ち、
そこでどう生き直すかを自身に問わなければならない。
それが、人間の大きさをつくるというのです。

私自身も、経営以外の時間に、様々な感動、感激、悲しみ、苦しみを味わい、
多様で彩に富んだ体験をすることが、経営にもプラスになることを実感しています。
仕事に追われ、自分の時間が持てないと嘆く人はたくさんいますが、
実は一人ひとりが毎日、自分の個性をどう生かし、
与えられた時間を如何に使うかということを試されているのです。
(中略)
自分に与えられた時間をどう生かし、何を創造するかはその人次第。
流れる時間は有意義なものにも、無益なものにもなります。
一人ひとりが人事を尽くし、豊かな人生を築いていただきたいものです。

昨夜の同期会でもらった刺激をバネに、遅きに失したとは思うが、今からでもいい、「無所属の時間」を精一杯生きていく方策を考えたい。

今朝の日経「交遊抄」に私を紹介してくれた友が

今朝(1月26日)の日経36面のコラム「交遊抄」に高校時代の友人である東洋鋼鈑株式会社の田中社長の記事が掲載され、その中で友人として私を紹介してくれている。昨年末に「お前のこと書いたからな」との連絡に、「変なこと書くなよ」と答えたが、何か50年近く前の高校時代を彷彿とさせる内容となっている。少し事実と異なっている所もあるが、我々高校同期の絆の強さがアピールされており、大目に見てやりたい。

姫路西高校17回生同期の連中の絆は強いと思う。夫婦で友人のマンションに集まったり、東京にいるメンバー全員に声をかけ年2~3回定例の場所にいつも10数名集まったりしている。時にはその会に姫路から、あるいは京都からわざわざ駆けつける友もいる。逆に大阪や姫路での会に東京から出かけていく友もいる。定年を迎え姫路に帰って米や野菜を作っている友人から、米やすいか、野菜を送ってくれる。

記事にも書いているが、東京で集まるメンバーは多士済々。元通産相や、厚生省の課長(共に今は企業の役員)、大学教授、元JALパイロット、元ANAスチュワーデス(掃除会社の創始者)、各企業のエンジニアなど。JICAでいまだアフリカなどで米の栽培指導をやっている友人もいる。

17年前までいた姫路では、卒業後同窓会の代表幹事を務めさせてもらい、定期的に全体の同窓会を開催していた(いつも100名以上集まってくれていた)。会社の仕事がどんなに忙しくても、住所調べからハガキ印刷、出欠のまとめなど自分でもしっかりやってきた(他の学年より住所不明者は少ない)。仕事でのストレスは、この会に出席すれば一遍に吹っ飛ぶ。みんながそう言う。学生時代の友達は生涯の友だ。