「経営者サロン2014」カテゴリーアーカイブ

第21回JASIPA経営者サロンin ORANGE ARCH(22日)

21回目の経営者サロンを北千住の東京芸術センターの会議室で実施した。今回は、オレンジアーチ様のご配慮で、「オレンジアーチ幹部・管理職候補生研修会」を兼ねて実施させて頂いた。出席者は、オレンジアーチ様17名と足立区役所、商工会議所、中小企業経営者など10名、JASIPA研修委員会のメンバー3名と白井さん、冲中の計32名だった。

はじめに林研修委員長(BSC社長)からJASIPAの簡単な紹介をし、その後、私のほうから「自らを高め、チーム(組織)力でお客様の信頼を」と題して話をさせて頂いた。これまで、神田(日本システムデザイン様)、高崎、大阪では「“燃える集団”でお客さま第一の風土を創ろう」のテーマでお話しさせて頂いたが、今回はオレンジアーチ様の社員対象と言うことも有り、自分自身を「心・技」面で鍛え、チームでお互いに鍛えあい、個人として、組織としてお客様の信頼をうることの重要性を強調させて頂くことにした。

「オレンジアーチ様の企業理念には、目指すべき理念が明確に打ち出されている」との話から始めた。

一芸一能をもつスペシャリストたちが手を取り合い、
チームプレーによって、新しいものを生み出す

この基本姿勢にのっとり、私たちが目指すのはお客様の成功をお手伝いする「懸け橋」になること。オレンジアーチはお客さまにとって常に最良のパートナーであることをお約束いたします

個人、組織力のUPでお客様の信頼を得る。自分の強み、組織の強みを把握し、よりその強みを磨く。強みを理解するには、内外にいい人脈を作り、幅広く世間をしらなければならない。そのためにも大いにJASIPA研修委員会を活用するのも一つの方法だ、と。

最後に林委員長より、オレンジアーチの皆さんに指名で感想、質問を求めた。お蔭で、終了後の懇親会で質問して頂いた方々を中心に熱い議論を交わすことが出来た。その中で特に思ったのは、「長期にわたってお客様の信頼を得ている」自覚はあっても、「その信頼を強みにして、さらに踏み込んでお客様への働きかけを躊躇している」姿だった。自分を磨き、成長実感があっても、それを押し出せないでいるSEの人達に、もっと自信を持って活動してほしいと思う。その自信を植え付けるためにも、上司の一言(美点凝視)の重要性をあらためて感じた。

オレンジアーチの本山社長のお蔭もあり、楽しい貴重な時間を過ごすことが出来た。お忙しい中ご参加頂いた、足立区の皆さん、そしてオレンジアーチの皆さんありがとうございました。

第20回JASIPA経営者サロンin大阪実施(21日)

JASIPA経営者サロンも2012.4に開始して2年近くが経過し、今回で20回目を迎えることになった。当初はJASIPA事務所で月1回の開催としてきたが、昨年10月から趣向を変え、会員企業に出向いたり、地方に出かけたりして、幅広く会員企業の皆様を対象に開催できるようにしている。大阪での開催は昨年2月に引き続いて2回目の開催となった。参加して頂いた方は、総勢23名。東京からは堀事務局長はじめ、林研修委員会委員長、池田研修委員会副委員長の参加もあった。JASIPA関西支部の月例会議の後、16時からスキルインフォメーションズ様の会議室で始まった。11月の群馬県高崎市での講演と同じく「“燃える集団”で“お客さま第一”の風土を創ろう」とのテーマでお話しさせて頂いた。

今、日本のIT業界の危機が叫ばれている。特に米国のソフトウェア産業との違いにおいても、ソフトウェア分野の専門人材不足や、ユーザー企業におけるソフトウェアの重要性の認識不足などが言われている。こういう状況の中で、日本IT業界は何をすればいいのか?まずは米国のように人気業界にし、優秀な学生がこぞって志望するようにせねばならない。そのためにはお客様に喜ばれ信頼される業界でなければならない。「お客様のために」を徹底し、お客さまからの信頼を如何に取り戻すか?そのためにはお客様と真のパートナー関係を創り上げることを究極の目標に行動を起こすことが必要となる。その方向に向かって会社全体を“燃える集団”“打てば響く組織”“働き甲斐のある職場”にする。今回は「お客さま第一」の風土創りの必要性(リピート客化の意味合い)、そして”燃える集団“に風土は変えられるという話を、JAL再生や模範企業の実例を通じて説明させて頂いた。私のこれまでの取り組みなど実体験も合わせて説明させて頂いた。

若干時間オーバー(1時間10分程度)になったが、最後に20分間ほど参加者の皆さんとの活発な意見交換が出来、私にとっても有意義な時間を送ることが出来た。

終了後は、恒例の懇親会を開催。JASIPA関西支部も非常に熱気ある集団になっている。懇親会でも引き続き熱き議論が交わされていた。