「仲間」カテゴリーアーカイブ

小学校卒業60周年記念同窓会開催(10日)

10日「小学校卒業60周年記念同窓会」に参加するため姫路に行ってきた。たしかに72歳と言うことは12歳で小学校を卒業して確かに60年たっていることを再認識できた。鬼籍に入った人を除いて約90名の半分の45名もの参加者(男性29名、女性16名)がいたのには驚いた。
小学校入学時は飾磨郡糸引村だったことから、名前も〝糸引小学校“で5つの村から通う田舎の小さな小学校だ(今は珍しく広い田畑に家が建ち、驚くほど生徒が増えているそうだ)。3年生の時姫路市と合併し、同時に給食が始まったような記憶もある。私が姫路にいるとき2~3回同窓会をやった記憶があるが、恐らく30数年ぶりの再会だ。以前にも当ブログで紹介した著名な書道家黒田賢一君(https://jasipa.jp/okinaka/archives/345)も同窓だが、当日は書道関係の総会があり重職にあるため残念ながら参加できなかったそうだ。

ともかく涙が出るほどの懐かしさで一杯だった。田んぼの中を駆け巡り、お互いの家を行き来しながら遊んだ6年間の、中学、高校時代とまた違う、忘れられない、近しくより深い仲間意識がよみがえり、これだけの年月を経ても、一目見ただけで分かる人、少し見れば分かる人がほとんどだった。男女問わず、参加者ほとんどの人のそばに行って話をしたが、昔も含めて話が弾み、予定時間の2時間半が大幅に超え、3時間半近くがたってやっと全員写真にこぎつける有様だった。

地域には“灘の喧嘩祭り”と言う勇壮な秋祭りがあり、1年が正月よりこの祭り中心に回っていると言っても過言ではないが、この祭りの責任者となったり、老人会のお世話をしたり、村の有力者として活躍している人も多い。今でも建設業など現業で活躍中の人もいる。私も含めて、村外に出ている人もいるが、今でも出身村に対する愛着心は強い。その中で、仏画の世界でカルチャーセンターの講師なども務めている女性がいた。インターネットでは

阿藤無華(仏画講師)
端正な伝統仏画の技法の上に、新しい試みを重ねあわせ、独特の世界を現出する。よみうり文化センターなどで仏画を教える。仏尚美術会会員。アートクリエイティブ主宰。

と紹介されている。大阪の産経カルチャーセンターでも講師をしている。彼女の絵はインターネットでも紹介されているが、彼女からもらった仏画をUPしておく。

他にも姫路で歯科医院を開き、姫路歯科医師会長も務め、昨年秋の叙勲で旭日章をもらった友人もいる(今回不参加)。
同窓生が頑張っている姿を見ると、ほんとに嬉しく、誇りに思う。

小学校の友人が日本橋高島屋で個展開催中(黒田賢一書作展)

今日(3日)から9日まで日本橋高島屋6階美術画廊で「黒田賢一書作展」が開催されている。カナ書字では日本のトップ書家と言われ、21歳での日展入選をはじめとして日展内閣総理大臣賞など数々の受賞をし、正筆会など書美術の協会などの会長、理事長などにも名を連ねている。4年前「書家20人展」が上野松坂屋で開かれた時、もしかして会えるのではと思ったが会えず、今回は個展ということで、家内と一緒に初日に行き、45年ぶりの再会を果たすことが出来た。45年前というのは、丁度私が結婚した年だ。その結婚式の披露宴で使う各テーブルの客の名札を書いてもらって以来ということになる。胡蝶蘭に飾られた入り口を入ると、ほんとに多くの方々が来館されているのに驚く。そして、烈をなして黒田君に親しく挨拶されている。古老の方などが帰られる時には入り口まで丁寧に見送りしている。黒田君の人柄が表れている。その忙しい合間に、私を見つけて飛んできてくれ、「よく来てくれた」と固い握手をしながら話が弾んだが、多くの人が列をなして待っているため、残念ながら途中で話を切らざるを得なかった。聞くと、中学の同級生も奈良などから来てくれたそうだ。

4年前の松坂屋の書道展の時もそうだったが、書道に興味を持つ人がこんなに多いのかと驚かされる。今回は黒田君の「古稀記念」と称した書作展だったが、書に携わって50年たったいまも、「“線と余白”を念頭に、今ある自分を素直に表現すること」を永遠のテーマとしてかな書の道に邁進している。4年前、当ブログに「自慢の友達“書道家黒田賢一君”」とのタイトルの記事をUPしている(http://okinaka.jasipa.jp/archives/345)。

興味ある方はぜひ日本橋高島屋に足を運んで欲しい。

軽井沢の別荘で新緑を満喫!

先週5日~6日、大学の研究室先輩の別荘にお招きいただき、新緑を満喫してきた。一つ先輩の方お二人と私の3夫婦の交流会を初めて17年。交互に各家庭を訪問することから始まり、その後は外で集まるようになり、今回は先輩の計らいで別荘での特別例会となった(2011年の代官山「旧朝倉荘」はhttp://okinaka.jasipa.jp/archives/127にUP)。

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先輩の別荘は西武の管理地、中軽井沢にある。中軽井沢駅まで車でお迎えを頂き、その後食事の買い物に「つるやスーパー」に寄った後、別荘に向かった。このスーパーは、地元産のものの品揃えが豊富で奥様連中に大好評で、ジャムやジュースなどお土産にも夢中になっておられた。価格も東京のスーパーよりも安いものが多く、店も平日なのに多くの人で賑わっていた(帰りにも寄って買い込んだ)。別荘で昼食をとった後、中軽井沢の別荘地を散歩した。旧軽井沢に比べて、落葉樹が多いのか、新緑の鮮やかさは格別だ。別荘の建物を見るのも楽しいものだ。ビルゲイツの別荘(地下3階、地上2階)も建設中で、見晴らしの良いところに来年には完成すると思われる。夕方には、「星野温泉トンボの湯」、夕食は軽井沢駅近くのピレネー(暖炉でじっくり炙る牛、豚、鶏肉の店)に行った。お奨めの店だ。別荘での夜は、最高のおもてなしである奥様のハープの音色に耳を傾けながらワインを飲みつつ積もる話に花を咲かせた。

翌日は天気にも恵まれ、星野リゾートの経営するいろんな施設を見て回った。ホテルブレストンコートの石の教会や星野遊学堂では、さすが6月、結婚式で人が一杯。お蔭で石の教会の見学は残念ながら出来なかったが、あたりの景色は見ごたえ十分だった。ハルニエテラスも良かった。

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軽井沢での貴重な別荘生活を経験させて頂いたが、雄大な自然と対峙できる素晴らしさを知ることが出来た。ほんとに先輩に感謝だ。