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我が家のベランダ花盛り(5月)

我が家のベランダは1年の中で今が最も花盛りの時期だ。南側のベランダの風景。

まずピンクの花をつける満開のバラ(20数年咲き続ける)。黄色と赤色の花びらを見せるキンギョソウも。そして紫の花を一杯咲かせるベルフラワー(これも20数年咲き続けている)。

ベゴニアもラベンダーと共に見事に咲いている。年中花を咲かせているゼラニウムと咲き始めたペラルゴニウム。そして今年育てた新種のゼラニウムも。母の日に息子夫婦からのプレゼントされたカーネーションも満開だ。独特の香りを出すニオイバンマツリも毎年楽しませてくれる。

最も楽しみにしているのが、“ペラルゴニウム”。挿し木で細かく育てないと木が大きくなりすぎて花の咲き様が乱れてくるが、増やし続けると、やはり見事な姿を見せてくれる。同じペラルゴニウムでも品種の違いによって咲く時期が違うが、これから3か月は楽しませてくれる。

この月が来るのを楽しみに、年中、水やりを欠かせない。忍耐の後に、待つのは楽しみだ。

人口132万人の国が世界のデジタル革命の先端を走る!(エストニア)

バルト海に面するバルト3国の一つエストニア。昨年1月に安倍総理も訪問し、サイバー技術関係の協力を協議した国でもあり、安倍総理自身、エストニアの仮想国民にも登録している。私も2017年10月に首都タリンを訪問したが、世界遺産の小さな美しい街だった(https://jasipa.jp/okinaka/archives/7210)。

4月3日の日経朝刊11面「国土敗れてもデータあり」でエストニアの先端的な取り組みを紹介している(日経の連載記事で「先端技術から生まれた新サービスが既存の枠組みを壊すディスラプション(創造的破壊)がテーマで第1回がエストニアだった」。また、ソフトバンク孫社長の実兄の孫泰蔵氏監修、小島健志氏著の「~ブロックチェーン、Aiで先端を行く~エストニアで見つけたつまらなくない未来」(ダイヤモンド社、2018・12刊)も出版されている。双方を参考にしながら要点を報告する。

デジタル革命の進展を日経記事はこう語る。
エストニアは2000年代以降、住民登録や納税、教育、子育てなどあらゆる行政手続きを電子化した。国民にIDを割り当て、手続きは24時間、インターネットで完了する。3月の議会選では投票した二人に一人がネット経由だった。ネットでできないのは、結婚と離婚、不動産売買だけ。電子化による費用削減はGDPの2%に上る。」
ちなみに、不動産売買は金銭的に大きな決断であり、結婚・離婚は感情的に早まってはいけないということが非電子化の理由だそうだ。IDカードが運転免許証や保険証を兼ね、EU域内ではパスポート代わりにもなる。
セキュリティは、ブロックチェーン技術で守られている。リアルタイムで改ざんを検知する技術も取り入れており、万が一職務上知りえた他人のデータを不正に開示したり、利用したりすると厳罰を受け、刑務所行きとなる。

なぜエストニアで電子国家が出来たのか?エストニアの歴史を振り返ると、欧州とロシアの境の要衝の地にあることから、13世紀にデンマークが侵攻して以降、ドイツ、スウェーデン、ロシアによる支配が相次いだ。やっと1991年にソ連から独立し、EUやNATOに加盟。しかし、GDPは低迷し、さらに追い打ちをかけるように2007年にロシアからとみられる世界初の国家を対象とした大規模なサイバー攻撃を受け、政府、銀行などでシステムダウンし、大パニックになった。小国の悲劇として国家存亡の危機に何度も晒されたことで、32歳の首相(1991年当時)のリーダーシップのもと、電子大国への道を拓いた。サイバー攻撃を受けてもデータが保全できる体制を徹底的に実現しようとしている。ルクセンブルグに”データ大使館“を開設したのもその一環。国土が侵略されても電子上で行政を執り行えば国家は残るとの考え方だ。

今、世界のトップ人材がエストニアを目指すと言う。何とスタートアップ企業が薬550社あると言う。これらの企業への投資額は5年前に比し5倍となり、その9割が海外からの投資という。ある調査会社(GEM)の調査では、企業の活発さを示す総合企業活動指数は米英を上回り世界で首位。通話ソフトの“スカイプ”もエストニア発とか。

仮想住民制度「イーレジデンシー」や、2019年中に「デジタルノマドビザ」を発行し、世界を飛び回るノマド(遊牧民)型人が365日の滞在を認め、EU域内で自由に働く道を切り開こうともしている。仮想住民は、国民と同様法人を設立したり銀行口座を開設したりできるでき、すでに165か国から5万人が登録、6600社が設立されたそうだ。日本からも2500人が登録されており、実際にブロックチェーン技術関係で起業した人もいる。

先月退任された、経済同友化の小林代表幹事は、中国や米国でIT企業が急成長し日本はデジタル化に遅れた現実に「日本人はゆでガエル」と表現し、成功体験からの脱却を唱えた。「カエルがぬるま湯から逃げだすように、経営者はヘビになるべきだ」と呼びかけている。
今朝の日経にも、日本に不足するイノベーションの活力を指摘している(3面新時代の日本へ)。
エストニアも少子高齢化問題に直面している。しかし、世界の優秀な人材を活用し、GDPは飛躍的に伸びている。日本もこの小国に学ぶべき点が多いと思われる。

平成から令和へ:伊勢神宮詣でに(23~25日)

平成の30年が今日で終わり、新たな令和の時代を迎えることになり、世間も歓迎一色、10連休も相まってお祭り騒ぎだ。戦争のない平成時代だったが、この間、天皇陛下・皇后陛下の国民に寄り添うお気持ち、行動にはほんとに頭が下がる思いだ。ほんとにお疲れさまでした。そしてありがとうございました。

4月の第3週に天皇・皇后陛下が伊勢神宮に退位のご報告にお詣りになった翌週23日、24日に60年ぶりに伊勢神宮にお詣りした(小学校の卒業旅行以来)。伊勢神宮の正式名称は“神宮”。ということは日本全国の神宮を代表する場所で、日本人なら一度は訪れたい場所と言うのも頷ける。伊勢神宮は、宇治の五十鈴の川上にある内宮(ないくう)と、山田原にある外宮(げくう)を中心として、14か所の別宮、43か所の摂社、24か所の未社、42か所の所管社など125の宮社の総称を言う。世田谷区と同じ広大な広さだ。

お詣りには順序がある。まずは天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお食事を司る神の豊受大神(とようけのおおみかみ)をお祭りしている外宮(豊受大神宮)にお詣りし、次に皇室のご祖神の天照大御神をおまつりする内宮(皇大神宮)に行く。さらには、外宮は左、内宮は右側を歩くのがルールだとか。
まずは火除橋を渡り、鳥居のところで一礼しながら中に入る。すぐご祈祷のお神楽やお礼やお守りを授与している御殿が見える。

天皇陛下も詣でられた正宮に向かう。一番奥の正宮には入れず、入り口で拝礼(ここだけ写真はNG)。別の場所から金色に光る屋根を持つ正宮が窺える。横には20年ごとの遷宮のための空き地が用意されている。

外宮内の別宮にもお参りした。100段以上の石段を昇ると豊受大御神の荒御魂(あらみたま)をまつる“多賀宮”、そして大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)を祭る“土宮”、風の神をまつる”風宮“だ。1時間ほどの工程だ。

翌朝内宮に行く。ガイドも驚く、バス一番乗りだ(帰りにはバスが一杯駐車場に)。まずは、よくテレビなどでも見る宇治橋とその前にある鳥居だ。新緑が鮮やかだ。川に遊ぶサギにも出会う。

“大正天皇お手植えの松”。剪定も禁止らしく、伸び放題だ。清めの手水舎もあるが、五十鈴川のお手洗い場で心身を清めることもできる。

風に神をまつる別宮“風日祈宮”に向かう道は、古木が立ち並び、モミジの新緑がひときわ美しい。

いよいよ正宮だ。外宮と同じく、正宮には入れず外から一部垣間見るだけだ。参拝するため入り口に向かう。近くに天照大御神の荒御魂をまつる別宮“荒祭宮(あらまつりのみや)がある。内宮の神楽殿の前を通る。御朱印帳をもらう人もいる。

鳥居を出て、五十鈴川を渡る。門外に「平成感謝記帳所」が臨時に設置され、長蛇の列だった。

内宮、外宮の近くにある、伊勢神宮関係の別院も回った。垂仁天皇の皇女、倭姫宮をまつる“倭姫宮”。この地に神宮を創建した由来を持つ姫だ。みちひらきの大神“猿田彦神社”。昔より伊勢神宮の鬼門を守る寺として、伊勢神宮をお詣りする人が必ず訪れていたと言われる“金剛證寺”。

「神宿る森」とも言われる神宮の森を歩くと、歴史を感じさせる大木に囲まれた新緑に、爽やかさと共に厳かな気分を味わえた。今日はまさにテレビも天皇陛下のご退位のニューで持ち切りだ。国民の心に常に寄り添われる両陛下の暖かさに多くの人が救われている。明日からの令和の時代に心を馳せながら、新しい両陛下のもと、世界平和と共に人々の安寧を願いたい。