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今朝の日経「交遊抄」に私を紹介してくれた友が

今朝(1月26日)の日経36面のコラム「交遊抄」に高校時代の友人である東洋鋼鈑株式会社の田中社長の記事が掲載され、その中で友人として私を紹介してくれている。昨年末に「お前のこと書いたからな」との連絡に、「変なこと書くなよ」と答えたが、何か50年近く前の高校時代を彷彿とさせる内容となっている。少し事実と異なっている所もあるが、我々高校同期の絆の強さがアピールされており、大目に見てやりたい。

姫路西高校17回生同期の連中の絆は強いと思う。夫婦で友人のマンションに集まったり、東京にいるメンバー全員に声をかけ年2~3回定例の場所にいつも10数名集まったりしている。時にはその会に姫路から、あるいは京都からわざわざ駆けつける友もいる。逆に大阪や姫路での会に東京から出かけていく友もいる。定年を迎え姫路に帰って米や野菜を作っている友人から、米やすいか、野菜を送ってくれる。

記事にも書いているが、東京で集まるメンバーは多士済々。元通産相や、厚生省の課長(共に今は企業の役員)、大学教授、元JALパイロット、元ANAスチュワーデス(掃除会社の創始者)、各企業のエンジニアなど。JICAでいまだアフリカなどで米の栽培指導をやっている友人もいる。

17年前までいた姫路では、卒業後同窓会の代表幹事を務めさせてもらい、定期的に全体の同窓会を開催していた(いつも100名以上集まってくれていた)。会社の仕事がどんなに忙しくても、住所調べからハガキ印刷、出欠のまとめなど自分でもしっかりやってきた(他の学年より住所不明者は少ない)。仕事でのストレスは、この会に出席すれば一遍に吹っ飛ぶ。みんながそう言う。学生時代の友達は生涯の友だ。

「情報産業新聞」1月1日号に登場

昨年末にブログ(http://blog.jolls.jp/jasipa/nsd/date/2011/12/24)に記した「グローバル社会の人材育成」がテーマの対談記事が、情報産業新聞の1月1日号に掲載されました。IT業界に人材を送り出す専門学校の経営者と、人材を受けるIT業界団体との新春座談会という形で紹介されています。後者を代表して、中小ITベンダーの経営者が集まるJASIPA特別顧問の私が参加しました。国内IT市場規模がますます減少する流れの中で、いかにグローバルに戦える人材を育成するか、ITベンダーでも大きな課題になっているが、人材供給側も非常に関心が高く、今回の対談も専門学校側からの提案で実現しました。

英語ができると言うだけでは、グローバル人材とは言えない。「お客様から信頼を得られるベンダー、人材とは」の追求の中に、グローバル人材の答えはある。まさに、多重下請構造から脱皮し、お客様に真のサービスを提供できる業界に生まれ変わるための人材育成像を追求するのと同義とも言える。そうでなければ、海外のコストの安い労働力と競争はできず、海外へ進出している日本企業からも見離される。このような視点で、人材供給側の大学、専門学校と、受け側のITベンダーとの対話がもっと必要だとの認識を得ることが出来た。

日経に年明けから連載中の「C世代駆ける」に若い世代の活躍の様子や、期待像が描かれている。今朝の記事では、「社員を採用するうえで語学力重視するかの設問に、「重視」「やや重視」を合わせると74%だが、非重視も23%あり、海外展開を急拡大する新日鉄やキリンビールは‘非重視派’で採用段階では別の能力も必要と言えそう」とある。

情報産業新聞の記事に関しては、現在PDF化してもらっており、いずれJASIPA会員にはお見せできると思います。

情報産業新聞社での対談に出席(グローバル人材育成をテーマに)

12月20日に東京タワーにある情報産業新聞社に呼ばれ、行ってきた。何の要件か具体的にわからず行ったのだが、IT業界に人を送り出す立場の人と、受ける側の中小ITベンダーとの対談で、テーマは「グローバル人材の育成」。最初からテーマが分かっていたら、もっと適材がいると断ったのだが、行ってから分かったのでは断るわけにはいかず、1時間30分の対談で好きなことを言ってきた。お相手は、日本プログラミングスクールの佐々木統括責任者と、船橋情報ビジネス専門学校の鳥居校長。ベンダー側として中小ITベンダーを代表してJASIPA特別顧問の私。内容は、近々情報産業新聞に掲載される予定なので、割愛する。

以前紹介したOECD(経済開発協力機構)が実施中の「国際成人力調査」(http://jasipa.jp/blog-entry/6870)に絡んで、日経新聞が「問われる成人力~国際競争を勝ち抜く~」と題したシンポジウムを実施(12月2日)し、その内容が24日の朝刊に紹介されていた。小説家浅田次郎氏、近藤文化庁長官、雑賀三井物産代表取締役、三塩圭子元テレ東アナの対談記事です。日本人の特性(けんかしない、自己主張しない、突出しない)を自覚したうえでいかに付き合うか考えるべきと浅田氏は言う。学生の向学心を如何に喚起するか、コミュニケーション力に加えて、ディベート力を如何に育成するか、そして人間としての総合的な成熟度(=成人力)、すなわち「この人は人物だな」と言われる人に育てるか、我々世代も真剣に考えるべきと説く。

外資系トップ(マイクロソフト)を経験した成毛真氏が「日本人の9割は英語はいらない」(祥伝社)という本を出した。英語だけでは、グローバル人材として諸外国の人と対峙していくのは難しいというのは定説になってきている(と思う)。日本人には外国人コンプレックスもあると思う。無理やり隣に外国人を座らせ、一緒に仕事をさせるような施策も必要なのかも知れない。ともかく、グローバル化の進展は必然のものとして、何か動かねばならない。