ブログのカテゴリー分類をしました

昨年3月末頃から始めたJASIPAブログも、そろそろ300通になります。私自身が、過去のブログを簡単に探せなくなったため、いつかやらねばと思っていた「カテゴリー分類」をやっとやりました。私のブログの右下に、カテゴリー別のブログ数表示が出ています。参考にしていただければと思います。

愛読いただいている方々のことを考えると、もっと早くやるべきだったとあらためて思っている次第ですが、これまで「お客様視点での行動」を説き続けている自分として、まことに皆さんに申し訳なく思っています。カテゴリー名は、取り急ぎ設定していますので、より検索しやすいように今後も充実していきたいと思っています。ご意見あればお聞かせいただければありがたいです。

今後とも、よろしくおねがいいたします。

第6回JASIPA経営者サロン(9月27日)

第6回目のJASIPA経営者サロンが27日にJASIPA事務所にて実施された。今回は、中間期末で多忙な時期に重なったのか、参加者は7名だった。

第1部は、JASIPA副理事長の安蔵さまから、「トップセールスのノウハウ・ドウハウ」とのテーマで、営業のプロとしての豊富な経験に即した実践的なノウハウを教えて頂いた。この日のために44ページにわたる資料まで作成して頂き、参加者に対する質問を交えながら、熱のこもった貴重なアドバイスを頂いた。「なぜトップセールスが必要か?」から始まり、トップセールスのメリット、デメリットや、トップセールスのプロセス毎(訪問前・報恩時、訪問後)の留意点を要領よく、分かりやすく解説して頂いた。トップの資質を如何に磨くかも重要で、究極は「人間力」という資質に行きつくとの論には、頷くとともに大いに反省させられた。安蔵さん、ありがとうございました。

第2部は、「真に‘お客様のため’を社員の行動にするためには」とのテーマで意見交換した。経営サロンの案内文にも書いたが、野村証券の創業者野村徳七は「自己の利益よりも顧客の利益を先にす」と書き残したが、今の野村証券は「利益第一」に走る過ぎた故に世間を騒がせている。企業理念に「お客様第一主義」と掲げても、経営者も含めて意識・行動がそうなっている企業は少ないのではないかとの問題提起だ。JASIPAの日本語名称を「日本サービス・イノベーション・パートナー協会」とするべく準備をしているが、IT業界は、お客様に対するサービス競争になると言われている。今こそ、他社との競争優位性を、「お客様に対するサービスレベル」とする考え方を徹底すべきと考える。「あなたの会社では、売り上げ達成のために残業を指示したりしていないか?」「お客様からの自社に対する評価、感謝の言葉やクレームを会社として吸い上げ、大事に扱っているか?」「お客様毎に対応レベルを決めているか?」などに関して意見交換した。出席されたある理事から、システムを導入し、お客様と一体となって売り上げを大幅に増やした事例も紹介された。こうなるとお客様との信頼関係は盤石のものとなること間違いないと思われる。

参加頂いた皆さん方お疲れ様でした。今日の議論を参考に、日々の事業に頑張ってください。次回は、10月25日を予定しています。

自民党総裁に安倍元総理が???

5年前、参院選で大敗後、突然政権を投げ出した当時の安倍首相。この事がどうしても頭から離れず、今回の自民党総裁選での安倍総裁誕生のニュースに複雑な気持ちを禁じ得ない。今朝の朝日新聞によると、潰瘍性大腸炎(その後専門医の学会法や患者会の会合などで明かした)という難病で激しい腹痛や下痢、下血などを引き起こす病気だそうだ。が当時は病名も明かさず、自分の判断で一国の総理という重責を辞任し、政権を無責任な形で投げ出したと受け取られた。表面上は、インド洋の自衛隊による給油延長法案が、小沢一郎氏の反対で思うように進まず「力強く政策をすることができなくなった」と突然辞任を表明したが実際は持病の悪化だった。

今回の総裁選でも「新薬の開発で今は万全の体だ」と自分で釈明しているが、いずれは日本国の総理になる可能性がある自民党総裁である。自らの気概だけでは、再発してまた途中で政権を投げ出すのではとの危惧を払しょくすることは出来ない。民間企業でも、次期社長を選ぶ際は、万が一でも途中で健康問題で責務を果たせなくなった場合の影響を考え、健康には十二分に配慮している。ほんとに大丈夫なら、その根拠を丁寧に説明し、国民を納得させることが必要と思うが・・・。自民党国会議員には詳細に説明し、納得しているが故に総裁に選ばれたのだろうか?

総裁選決選投票で逆転勝利は56年ぶりと言う。本命と言われていた岸信介氏との争いで、1回目は2位だったが、2.3位連合で決選投票で勝利したのは石橋湛山氏。その石橋首相は、内閣発足直後に全国10ヵ所を9日間でまわるという遊説行脚を敢行、自らの信念を語るとともに有権者の意見を積極的に聞いてまわったが、帰京した直後に自宅の風呂場で倒れる。軽い脳梗塞だったが、報道には「遊説中にひいた風邪をこじらせて肺炎を起こした上に、脳梗塞の兆候もある」と発表した。その際は、2ヵ月の絶対安静が必要との医師の診断を受け、石橋氏は「私の政治的良心に従う」と潔く退陣した。首相在任85日だった。

ともかく、総裁に選ばれた安倍さんは、「日本を取り戻す」「強い日本創り」のスローガンの実行に向けて、過去の挫折の経験をバネに是非とも頑張って頂きたい。