退職記念旅行

この14日~15日、私の退職を祝って息子家族が山中湖に連れて行ってくれました。ホテルでの夕食後のレストランで、「おとうさん、41年間お疲れ様でした」と書かれたケーキのプレゼントがありました。

ホテルから山中湖を望む風景です。右に富士山があるのですが、雲に隠れています。ホテルの中の森木立の中を家族で散歩した時のスナップです。

ホテルに入る前に、最近何度かテレビで放映されていた「忍野八海(おしのはっかい)」に行きました。富士山の湧水池で有名なところです。随分観光地化されてしまっていますが、鏡池の湧水に手を入れると10秒も辛抱できないほどの冷たさでした。中池(八海には入っていない)の8mの池底まで見事な色で澄み通る透明度には観光客も感激していました。中池の外の池では鯉が気持ちよく泳いでいました。

帰りには、朝霧高原にある「まかいの牧場」に寄ってきました。人気牧場のようで、大きな駐車場も満杯に近い状態でした。羊や山羊、モルモット(膝に抱っこできる)、うさぎ、馬など、すべての動物に触れあえ、牛の乳搾り体験もできる(すごい行列であきらめましたが)牧場で、子供たちだけでなく大人も楽しめる牧場と思います。孫が山羊を手綱で引っ張って園内を散歩させている様子です。

久しぶりに、私の家族全員集合でき楽しい2日間でした。

セブンスターオーケストラ第4回演奏会に行って来ました!

本日14時~16時過ぎまで、近くの‘テイアラこうとう’で標記演奏会がありました。この演奏会に、NSD社員(田中美帆さん)がクラリネット奏者として出演しており、今回初めて参加してきました。60~70名構成のオーケストラで、今回の演奏曲は「ベートーヴェン交響曲第一番」「シューベルト交響曲第7番未完成」「メンデルスゾーン交響曲第4番イタリア」と本格的な曲に挑戦したものでした。指揮者である河上隆介氏(各地のアマチュアオーケストラの指導をされている)が、4回目で初めて満員になり、立ち見の方が出るほどになったと、感謝の意を表されていました。終わったあと係員の方に聞くと1200名強の方に参加いただいたとのことでした。アマチュアでもこんなに集めるのですね。

演奏の良し悪しを表する素養は持ち合わせていませんが、生の演奏は迫力があり感動できるものでした。今回は舞台にいるクラリネット奏者(田中さん)が気になり、クラリネットの音色を追っかけている自分がいました。圧巻は、未完成の2楽章に出てくるとても長いクラリネットのソロを田中さんが一人で吹いている時でした。私まで緊張しましたが、難易度は高いものらしいのに見事にこなしていました。これまで漫然と聞いていましたが、クラリネットもオーケストラの中で、重要なパートを占めているのに気づかされました。クラリネット奏者で3曲とも出演していたのは田中さんだけでした。さすがです!

毎年この時期に‘ティアラこうとう’で演奏会を開いています。来年は7月14日(日)で、チャイコフスキー、ストラヴィンスキー、プロコフィエフとロシア曲中心となるそうです。来年もぜひ行きたいと思います。ちなみに入場料は無料です。

田中さんお疲れ様でした。

人見知り社員が№1営業に!

自称「口下手、人見知り、非社交的」な女性が、最初は一向に受注が出来ずリストラ寸前の赤字社員だったのが、3年目に一念発起。全国一位のトップセールスになり、26歳で大阪営業所長に抜擢された。その人の名前は、長谷川千波さん(現LUNA社長)。致知8月号に、「人生の幅と深さは自分で決める~赤字社員からトップセールスへの道」と題したインタビュー記事があった。

社員大会で、ある時優秀営業社員表彰の後、「今月受注ゼロだったやつ前へ出ろ」と言われ全社員の前で恥をかいた。そこで一念発起。

商売のより厳しい大阪で、小手先の「割り引き」「特典付き」「安い」ではなく、「この商品が欲しい」とお客に心を動かしてもらえるにはどうしたらいいかを真剣に考えたことが、彼女のトップセールスへの道への原点だったそうだ。

  • 本音を引き出す話術:「○○君は勉強がお好き?」「好きなら苦労しないよ(笑)「ですよねー(笑)」と笑いあえたらしめたもの。「それを答えたから何?」と冷たく言い放たれたらダメとお客を区別できる。こんなキラーワードを作る。
  • 「お客様が自分に会ってためになる」と思わせる演技力の訓練:「会って楽しい長谷川千波」を作るため、台本を作り仲間と一緒にロールプレイング。役者と同じで何度も練習。
  • 先入観を持たない事:「この人怖そう」とか、「この家は買ってくれないだろう」とか自分で決めない事。これを「ヘッドアップするな」と言っていたとか。「結果を気にしすぎず、今やるべきことに集中する(ボールの飛ぶ方ではなく目の前のボールに集中)」との意味。
  • 計画は悲観的に、実行は楽観的に:売れない人は計画段階では「どうにかなるさ」、いざお客様と対峙して「売れる気がしない」と。売れる人は「最悪のことを考えて準備」してもなお足りないと思いつつ、お客様を前にすると「売れる」とポジティブに考える。

要は、いくらコミュニケーションスキルがあるからと言っても、お客様の立場に立てない人は営業マンとして大成しない。そのためには、如何にお客様の懐に入り、お客様の本音を聞き出すことが重要かを認識し、そのための計画を入念に立て訓練する。「口下手、人見知り、非社交的」な人でも、基本を心得、行動に移すことが出来れば役者になれることを長谷川さんの経歴が示している。営業成績の悪い人も、自分はだめだとは思わず、参考にして欲しい。著書に「人見知り社員が№1営業になれた私の方法(祥伝社)」がある。