TED「バーチャル合唱団」に感動!


「アイデアが世界を変える~TED究極のプレゼン~」として7月1日のブログで紹介した(http://jasipa.jp/blog-entry/7708) が、9月3日のNHK Eテレの「スーパープレゼンテーション」で感動するプレゼンを見たので紹介する。

エリック・ウィテカー「バーチャル合唱団2000人の声」(Eric Whitacre : A virtual choir 2,000 voices strong)というタイトルのプレゼンで、番組コーディネーターの伊藤穣一氏(MITメディアラボ所長)の最初の紹介のワンワードは「astonishing(びっくりするような)」。エリック氏はクラシックの作曲家兼指揮者で、合唱部門でグラミー賞を受賞したスーパースターだそうだ。ある時ファンの若い女性からYouTubeでエリック氏作曲の曲のソプラノのパーツを歌った画像が送られてきた。それを見て、全身衝撃が走り、あるアイディアを思い付き、早速、ピアノ伴奏で自分が指揮している動画を作成し発信した。そうすると、全世界からそれぞれのパートを歌う動画が58か国から2000人以上分集まったそうだ。それを編集して、まさに一堂に会したと同じような合唱曲を創りあげた。まさにITがあるからできること。1カ月に100万回以上見られていると言う。ぜひ皆さんも聴いてほしい(URLを最後に記しておく)。

プレゼンで言っていたが、完成後FaceBookで応募してきた人に感想を送ってもらったそうだ。「空軍にいてめったに会えない姉と共演できたことがとても嬉しい」とか、「夫におまえの声では無理だと言われながら、夢を実現するために敢えて送った。田舎住まいで合唱の夢も諦めていたが、実現できて幸せ」のようなメッセージをもらい自分のやったことに感動を覚えたそうだ。「つながりのない人が一挙につながる」そして「人間は人とのつながりが得られるなら努力を惜しまない」ことが分かったと言う。

URLはhttp://edu-dev.net/2012/09/03/ted_virtual_music2000/です

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