今日は81歳となられる天皇誕生日


昨年の天皇誕生日にも天皇・皇后両陛下に関する記事をUPさせて頂いた(http://okinaka.jasipa.jp/archives/512)。ぜひ読み返して頂きたいが、今年もご高齢の両陛下の国民を思うお気持ちと、その行動力にほんとに頭の下がる思いであり、これこそ日本人の規範でもあり、誇りでもある感をより強くしている。自然災害などの際、いち早くお見舞いに行かれるそのお気持ちは、今年も広島市の土砂災害への慰問などの行動でもあらわされている。今朝の日経など各新聞に、誕生日をお迎えになった天皇陛下の記者会見の内容が掲載されている。その中から3つのお言葉を紹介する。

今年公開された「昭和天皇実録」に関連して、昭和天皇から学んだこととして

人の事を常に考えることと、人から言われたからするのではなく、自分で責任を持って事に当たると言うこと

を挙げられた。

戦後70年の節目に当たって

(戦争で亡くなった)人々の死を無にすることがないよう、常により良い日本を創る努力を続けることが、残された私どもに課せられた義務であり、後に来る時代への責任であると思います。

と述べられた。来年は長年の悲願のパラオを慰霊のため訪問される。

最後は、広島土砂災害、御嶽山噴火に加えて、

大きく取り上げられる災害ではありませんが、常々心にかかっていることですが、私自身高齢になって転びやすくなっているものですから、高齢者の屋根の雪下ろしはいつも心配しています。

と大雪が続く地域の人への気遣いを言葉にされた。

今日の皇居での天皇誕生日参賀に2万数千人が訪れたことが昼のニュースで報じられていた。今日のこの日、天皇・皇后両陛下の思いに心を馳せ、日本人の規範として自らの行動を顧みる日としたい。

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