今なお聖路加国際病院の理事長など要職を数多く勤められ、多くの本も出版されている日野原重明さんが今日100歳を迎えられました。そして「100歳になってもまだまだこれから」と意気盛んとか。
100歳を超えてなお、スケジュールは2、3年先まで一杯という多忙な日々を送られている。わずかな移動時間も原稿執筆に使い、日々の睡眠時間は4時間半、週に1度は徹夜をするという生活だったが、96歳にして徹夜をやめ、睡眠を5時間に増やしたという。マスコミのインタビューで病院ではエレベーターを使わないと答えてしまったので、どんなに疲れていても、公衆の面前ではエレベーターを使えなくなってしまったとか。
今朝の日経での日野原さんが言う。「今日与えられた新しい命に全力で取り組むーそれが私の幸福感の源なのです。」そして「新しい事を創(はじ)めましょう」と。108歳の後藤はつのさんという洋画家の方は、80歳を過ぎてから絵をはじめ、今では個展を開くようになったとか、日野原さんも98歳から俳句をはじめられたそうです。最後に「運命は自分でデザイン出来るのです。自分から動けば、出会いが生まれます。出会いはあなたの運命を変えるチャンスなのです。これからさきの10年、どう走るか。運命をどうデザインしていくか、私にとってはこれから先が楽しみでなりません」と。
ちなみに、100歳以上の人は4万8千人弱もおられるそうです。内女性比率がなんと90%。女性は強い!
私は、100歳まで行きたいとは毛頭思ってもいませんが、日野原さんの常に前向きで目標を持ちながら、「新しい事を創めよう!」との気概を、常に意識しながら生きて行きたいと思っています。
日野原さん、百寿おめでとうございます。これからもますますご活躍いただきまして、「高齢者の幸せな生き方」の規範をご指導ください。
NHKで拝見しました。8日にも放送があるみたいですね。睡眠時間…私には5時間でも短く感じます…すごいです!