ベラルゴニウムやバラが、先日のブログから数日たって満開となりました。特にベラルゴニウムは8鉢が満開です。
バラ(赤ー真ん中、ピンクー右後、黄色ー右中)、ゼラニウム(右ピンク)、ベルフラワー(前紫)です。右後ろはベラルゴニウムです。
今週は、いろんな方とお会いし、いろんなお話をすることが出来た。JASIPA会員向けの研修コースに関するあるコンサル会社社長との議論、会計パッケージを扱う会社の社長との対話、ある企業から依頼された幹部への講話内容の打ち合わせ、そして大手製造業幹部との会食など、多士済々の方々である。その中での議論の主題は、社員満足度と、顧客満足度。その中での一つの話題を提供する。
SI企業でのバースト案件は相変わらず燃え盛っていると聞く。それも要件定義を曖昧にしながら、納期を意識してプログラムを作ってしまっての失敗を多く耳にする。その原因として、お客様とのコミュニケーション能力や対人関係に関する問題を指摘する人が多い。そして、その対策としてお客さまとのコミュニケーション能力養成のためのビジネスマナー研修が花盛りである。
しかし、考えてみると、いきなり「お客様とのコミュニケーションを良くしろ」「きっちりお客様の要求を聞き出せ」と言っても、難しいのではないかと思う。日頃社内で、上司と部下の間できっちりコミュニケーションをとる訓練が出来ていないのに、お客様との間でだけはコミュニケーションをしっかりせよと言っても無理というもの。
部下に仕事を指示する場合、その仕事のアウトプットレベル、納期などを明確に指示しているか?もし明確な指示がなければ、都度部下は上司に確認しているか?上司と部下の仕事の受け渡しも、契約関係にあるとの認識の下、日頃から訓練しておくことが必要ではないだろうか。このような訓練が出来ていると、部下の評価も公平性を持って出来、また部下も納得性を持って仕事に当たれることになる。さらには、明確な指示により、それを達成した時の満足感は、あいまいな指示をこなした時より大きなものとなり、モチベーションアップにもつながる。SEのコミュニケーション能力や、文章能力は、上司の責任として日ごろの訓練の中で磨くことを考えるべきと思うが如何?
このことが、バースト案件を減らすための基本動作となることを願う。要件定義をお客様との間で明確に決めてから、プログラムを作成するという「当たり前のこと」を実行するためにも。
私の愛読書、人間学を学ぶ月刊誌「致知」の出版会社よりの依頼にて、ここに掲載させていただきます。心温まる珠玉の金言が一杯です。一部は、私のブログでも紹介させてもらっています。
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