またまたブログが再掲されました!

高知中島町教会の大岡滋子さまから、突然メールを頂きました。インターネットで調べると「カトリック高松司教区報2011.1.1)」に「生命に仕える日々」とのタイトルで同教会の方が大岡様を紹介されていた。

「大岡滋子さんは20歳の時にご自分の父母、祖父母また祖先というつながりを創造主について考え始めた事から洗礼を受けられたそうです。そして、今から21年前に、出生前の生命を守ることから生命全般を大切にしようとする日本プロ・ライフ・ムーブメントに出会われ、以来この運動に全力を尽くしておられます。具体的な活動としては○機関紙であるプロライフ・ニュースレターの発行(ニュースレターは、学校、教会、修道院病院等に送られています)○パソコンの普及に伴って活動の中心となってきたホームページの更新○講演等を行われています。大岡さんは“プロライフ活動も、毎日の母の世話も生命に仕える事だと思っています。生命はすべてに繋がっています。胎児の生命が大事にされる事は全ての生命が大事にされる事です。これからもずっと生命に仕えていきたいと思っています。”と話されました。」中島町教会片山由紀子

大岡様は私へのメールの中で「私たちの夢は、いつか誰かが生命問題について考える時、例え、世界中どこにいても私たちのサイトを開いて頂ければ、図書館のようにいろいろな方々の考えに接することが出来るようにしたいと考えております。」と言われ、日本プロ・ライフ・ムーブメント活動の中で 毎日世界へ向けて情報発信されている。その記事の中に、光栄にも私の「二度とない人生だから(坂村真民)」の記事を載せて頂きました(3.19)。もともとこの活動は元高知大学教授のノボトニー氏が始められたそうだが、この活動に賛同され、日本人の記事も掲載したいとの想いで、24年間続けられている。大岡様のサイトのURLはhttp://www.japan-lifeissues.net/で、その中の私の記事はhttp://www.japan-lifeissues.net/writers/oki/oki_01nolifeagain.htmlです。英語サイトはhttp://www.lifeissues.net/

以前、㈱新規開拓の朝倉千恵子社長のブログにも私のブログを再掲して頂いた(http://jasipa.jp/blog-entry/9244)が、JASIPAブログの輪が、ドンドン拡がっていくのは、ブロガーにとっても嬉しく、やりがいを感じる。

当ブログを初めて3年経ちました。3年前と言えば東日本大震災!

2011年3月24日、東日本大震災から13日後でした。4月からJASIPAの仲間に入れてもらえるということになり、前職で社員向けのブログを4年半やっていたことをご存知のある理事の方(kin29○○)から「是非に」と薦められ、始めたのがこの日でした。その日の内容はやはり大震災の事でした。以下にその記事(http://blog.jolls.jp/jasipa/nsd/date/2011/3/24)を再掲する。

ある人からメールを受け取りました。 その人はアメリカにいる友人から教えてもらったそうです。 日本の高校生が震災後立ちあげたツイッターサイトだそうです (http://prayforjapan.jp/message/ )。
感動が涙を誘います。日本だけだはなく、世界にも暖かい心の人が一杯います。 何も出来ない自分に、電車が動かないことに不満を言う自分に、政府・東電の対応に文句を言う自分に、日本の経済の行末を嘆く自分に、前を向いて「何が出来るか」まずは考えろ!と発破をかけねば。 被災者の皆さんの「生きているだけで幸せ」の言葉の重みを噛みしめながら、家族を失いながら他人のために身を粉にして働いている方々のお気持ちを考えながら、自分の事しか考えていない自分を打ち砕かねば。 そして日本のために命を賭して動いてくれている方々(自衛隊、警視庁あるいは東電、日立、東芝、IHIの方などなど)に感謝の心を忘れず。 みんなで、今こそ日本の底力を結集しようではありませんか。

文中のURLサイトは今はないようだ。少し修正しておくが、高校生は間違いで「震災当夜、栃木県北部にある停電中の一時避難所で20歳の大学生によって立ち上げられた」というのが真相だったようだ。そのTwitterサイトでは、世界各地からの日本への祈りの言葉や応援メッセージ、写真など24時間で数十万件を超える数だったそうだ。それらのメッセージを国内のメッセージも合わせて、「10年後も20年後も、親から子供に語り継がれるものを作りたい」との使命感を持って、講談社が編集し、最初にサイトを開設した大学生鶴田浩之氏(慶応大学)が監修者となって1ヵ月半後(2011.4.25)に出版された「3.11世界中が祈り始めたPRAY FOR JAPAN」。あらためてその本を読み返した。こんなに日本に、東北に世界の暖かい目と心が集まったことに湧き出た希望の光が鮮やかに蘇り、思わず目頭を熱くする。鶴田氏は、本の最後の謝辞に、「これは、きっと日本の財産になる」、そして数々の応援メッセージに「世界中の人々が、日本を見守っている」との想いでPRAY FOR JAPAN.JPを立ち上げたとある(この本は今でもアマゾンで売っている)。被災地は、まだ復興半ばだが、この経験を風化させないためにも語り継いでいかねばならない。アベノミクスは評価できるが、それに酔い痴れ、福島原発事故の原因も未解決で、廃炉も汚染水も先が見えない中で、経済最優先で原発輸出・再稼働に走るのは、日本を見守ってくれている世界の人々の気持ちを考えると如何なものかと思う。収束の見込みを立ててからでも遅くない。その方が日本の底力を見せつけ、世界における日本の評価、存在感も上がることになるのではないだろうか。

ブログ3周年の今朝、当時のブログを読み返しながら、東北復興に思いを馳せることが出来た。当ブログで545件目。最近1年は以前に比しペースは落ちてきたが、3年間平均してほぼ2日に1回ペース。時々過去のものを見ながら、想いを新たにしている。正直かなりきついが、自分の勉強のためにも、ペースは落ちるかもしれないが、これからも継続していきたいと思っている。これからもご支援よろしくお願いします。

念ずれば花開く(坂村真民)

全国に737基の石碑(坂村真民が直接書いたものから作り入魂したもので真言碑と言われる)が建てられている【念ずれば花ひらく】 という言葉も坂村真民のものだ。味わい深い言葉だ。

念ずれば花ひらく
苦しいとき母がいつも口にしていた
このことばをわたしもいつのころからかとなえるようになった
そうしてそのたびわたしの花がふしぎと
ひとつひとつひらいていった

札幌農学校の初代教頭クラーク博士の有名な言葉も合わせて紹介しておきたい。有名な「少年よ!大志を抱け!」の言葉には続きがある。

Boys be ambitious ! Be ambitious not for money or selfish aggrandizement , not for that evanescent thing which men call fame . Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be .
少年よ、大志を抱け。
しかし、金を求める大志であってはならない。
利己心を求める大志であってはならない。
名声という、つかの間のものを求める大志であってはならない。
人間としてあるべき すべてのものを 求める大志を抱きたまえ。

「[新訳]信念の魔術~人生を思いどおりに生きる思考の原則」(C.M.ブリストル著、大原武夫訳、ダイヤモンド社、2013.9刊)には、「信念の力」で人生は思い通りになる!とある。多くの人が求めているのに少数の人の手にしかつかめない幸せというものは、私たちの自らの心の内(潜在意識)にある。その潜在意識を活用する方法は、心にイメージを描くことだと言う。明確な信念が潜在意識を呼び起こし、奇跡を起こす。この本は、今回新訳で再出版となったが、これまで人々の人生を変え続けた自己啓発の名著と言われているそうだ。

“”念ずれば花開く“この言葉は、簡潔な言葉で人びとの心を掴む故に、各地に石碑が立ち、以降も増え続けているのだろう。

冲中一郎