初めてスカイツリーへ

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「こんなに近い所だった」とあらためて思ったのですが、電車で10分もあれば着いてしまう近さ(亀戸~曳舟~押上)にスカイツリーはありました。インターネットで調べると平日の午前中は比較的すいているとの情報もあり、近くにいながら1回も行っていないのは話にもならないと思い、意を決して(?)家内と行って来ました。平日なのに結構人がいて驚きましたが、チケット販売も待ち時間は2~3分、すぐに350メートルの展望デッキにのぼることが出来ました。休日はやはり前に進めないほど多くの人で混雑するのだろうなと思いながら展望デッキに着きました。あいにく、曇りがちで遠く(もちろん富士山も)は望めなかったのですが、私が住んでいる亀戸、大島あたりははっきり望め、錦糸町や浅草寺、上野恩賜公園などもはっきり展望できました。展望が良ければ450メートルまでと思ったのですが、また別の日にと今回はあきらめました。展望デッキから一望できる景色を52型のスクリーンを3面繋いだ映像とともに、タッチパネル方式で触った場所が拡大・説明されるようになっている「東京時空ナビ」が面白い。これも休日の混雑では触ることも出来ないのだろう。水族館やプラネタリウムは孫と一緒に来ることにして今日はパス。ソラマチタウンで昼食をして帰宅しました。結構楽しいひとときでした。(今日は、新ブログで画像をUPする練習も兼ねて記事をUPしました。)

プロフェッショナルのやり遂げる力(本田圭祐ほか)

最近のPRESIDENT Online記事に多少古い「オリンピック選手に学ぶやり遂げる力」(茂木健一郎、2014.3.31)がUPされていた(http://president.jp/articles/-/12658)。ソチ五倫で活躍した羽生、浅田、葛西選手に対する感動を分析し、各選手の「生き方」に言及している。茂木氏は「メダルを獲得することはもちろん、オリンピックに出場すること自体が、若いアスリートにとっては遙かに遠い目標だ。その、最初は幻のような目標に向かって、少しずつ、自分の技を磨き、体力を高め、運動能力を積み上げることで、初めてオリンピックへの出場が可能になる。このような、「遠い目標」を目指して「今、ここ」を努力するという生き方は、私たち一人ひとりにとっての1つのインスピレーションとなる。」と言う。さらに「メダルを獲得したアスリートたちには、「遠い目標」を目指す、「根拠のない自信」があったという人たちが多い。根拠のない自信があるからこそ、それを裏付ける努力もできる。必ずそこに行けると信じているからこそ、苦しい練習にも耐えることができる。」と。「目標に対して、どこが足りないのか、何が欠けているのかを、冷静に見つめることができる。」とも。こんなアスリートたちの生き方を参考にして、私たちの一人ひとりの「人生のオリンピック」で大いに活躍を期待していると締めくくる。

 

この話を読んだとき、NHKの6月9日「プロフェッショナル仕事の流儀」での本田圭祐特集を思い出した。彼は小学生などに「大きな夢を持て」と言う。しかし、「夢は叶うもの」とは決して言わない。「夢を叶う」ためには、「頑張る」と言うことで自分をコントロールできなければならない。「夢を持つ」こととその夢に向かって「一途に頑張る」ことが相俟って夢は叶うもの。小学生の時から持ち続ける「W杯で優勝する」の夢を、今回のW杯で実現すべく「これまでの自分の人生はすべて今回のW杯で世界一になるためにあった」と言い切る。その夢を達成するための信念と行動力を聞くとその凄さに驚く。怪我をしても周囲は心配するが、自分はその怪我をも夢実現に向かって生かすことしか考えていない。自分がやるべきことに対しては、監督と言えども、有名選手と言えども捉まえて納得するまで意見をぶつける。ホンダは言う。「会社でも同じでしょう。上司が言うことに納得いかなければ、とことん納得いくまで意見をぶつけなければ、ほんとの仕事は出来ないでしょう。」と。自分の夢を実現するための精神力があればこそ、敢えてミランに移籍して、エースナンバー(背番号10)を背に批判の嵐にも耐えながら、目標に向かって突き進む姿に感動を覚えるのだろう。本田は「プロフェッショナルとは」との問いに「人生を真摯にまじめに生きる人」と言う。残念ながら昨日のW杯初戦、コートジボアールに惜敗した。しかし、本田の鮮やかなゴールも見ることが出来た。予選残る2試合、是非勝って本田の夢に向かって決勝に進んで欲しいと思う。

「人間らしい組織づくり」を模索する米国ビジネス

「従業員の幸せが顧客と社会の幸せを生む~米国優良企業が実践する「コアバリュー経営」~」と題した日米間ビジネス・コンサルタントダイナ・サーチ、インク代表石塚しのぶ氏の投稿記事が「PHP Business Review松下幸之助塾2014/3・4月号」にあった。

記事のリード文に「・・・実は、効率重視のイメージがある米国企業の中に、従業員の満足を優先して業績を伸ばし、注目を集めているところがあるという。規模や業績の追求より、理念や価値観、企業文化を重視することで、従業員の満足や一体感が高まり、結果として業績につながっている。本稿では、30年以上にわたって日米間のコンサルティングで実績を上げる経営のプロが、米国で行われている“人間大事の経営”についてレポートする。」とある。そして、実例として紹介されているのがラスベガスを本拠とし、靴やアパレルを取り扱うネット通販の「ザッポス」とオースティンを本拠とし、北米や英国で335店舗を展開する世界最大のナチュラル・オーガニック・スーパー(自然派食品を扱うスーパー)だ。

ザッポスのコア・バリュー経営“お客様に幸せを届ける”

ザッポスは、当ブログでも紹介したことがある(http://blog.jolls.jp/jasipa/nsd/entry/6170)が、1999年に設立し10年足らずで年商10億ドルを突破、その後3年間でさらに2倍にするなどめざましい成長を遂げている会社だ。その快進撃の源は、最高経営責任者のトニー・シェイクいわく「企業文化」だ。「人=貴重な財産」と考え、労働力だけではなく感性や、創造性、機転といった人間ならではの能力を発揮してもらうことを狙う。そこで、企業文化として規則や階層に基づく命令系統で個人の仕事を統制するのではなく、企業文化の基盤である「中核となる価値観(コア・バリュー)」を定め、規則や命令の代わりに「価値観」に基づく行動や発言を徹底して、従業員が自律する組織を志した。これを石塚氏は「コア・バリュー経営」と呼んでいる。「サービスを通してWOW(驚嘆)を届けよ」を第一条に掲げる「10のコア・バリュー」があり、コンタクトセンターのオペレーターにも「顧客を満足させるためなら、ほとんど何をしてもかまわない」ほどの裁量権限を与えている。“お客さまに幸せを届ける”それが、ザッポスの存在意義(コア・パーパス)だ。

ホール・フーズ・マーケット“会社はみなのもの”

年商129億ドルを誇り、比較的高い価格帯にもかかわらず、年率二ケタ台の勢いで成長し続けている優良企業だ。該社の「コア・バリュー」は「民主的な会社であること」で、従業員の「運命共同体」意識を高め、「全員参加型」を地で行く会社作りをしている。その一例としてユニークな「採用プロセス」が紹介されている。店舗で働く店員は、まず各店舗の管理者の面接を受けて仮採用となるが、本採用となるまでには、自分が希望するチームのメンバーによる面接と見習い期間(30日から90日間)をクリアすることを求められる。見習い期間の終わりにチームメンバーの討議と投票を経て本採用(全体の3分の2の賛同)となる。「仲間を選ぶ責任を個々の従業員に課すことによってチーム意識を育み、ひいては会社への所有者意識を育む」事を目的とし、チームを重んじ、自律性・自主性を重んじる経営を目指している。その成果は、様々なアイデアが各店舗で生まれ、いいアイデアは国を跨って拡がっていく。「自分達の会社は自分たちの手で作るんだ」との責任感と義務感、そして喜びと誇りを実感できる制度がいくつも存在し、実践されている。

大きくなるより偉大になろう「スモールジャイアンツ」

米国では「大きくなること(規模の追求)」よりも「偉大になること(意義の追求)」に重きを置く小・中規模企業が自らを「スモールジャイアンツ(小さな巨人)」と称してネットワーキング団体を組織し「最も働きたい会社」や「もっとも急速に成長している会社」などのリスト上位に登場して頭角を現しているそうだ。商品や価格では差別化が難しい時代の中で、「人」の力が最大の武器になったと言える。これに磨きをかけるのは莫大な資金力を要することではなく、小・中規模企業にも大企業より優位に立つチャンスがあるということと石塚氏は言う。ただし、莫大な資金力を要求しない代わりに、経営者をはじめ、関わる人達全員の覚悟と真心と辛抱強さを要する。「従業員の、従業員による、従業員のための会社」をめざすことが、未来の経営の姿であると締めくくる。

時を同じくして、ホール・フーズ・マーケットの創業者兼共同CEOジョン・マッキーが「世界でいちばん大切にしたい会社」(鈴木立哉訳、翔泳社、2014.4)を出版した。ホール・フーズ・マーケットはもちろん、イケア、コストコ、サウスウェスト航空、スタ―バックス、タタ・グループ、トヨタなどの企業を紹介している。今読み始めたところで、いずれ紹介したい。

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冲中一郎