「旅行・散策」カテゴリーアーカイブ

初夏のような気候で梅が満開(亀戸天神)

今日、次男夫婦の’帯祝’で近くの亀戸天神に行ってきた。大安の休日ということもあったのか、祈祷を待つ人や、東京バザールや江戸囃子を楽しむ人も多く賑わいを見せていた。

有名な太鼓橋はペンキ塗りで通行できなかったが、初夏のような天候に誘われ梅が一気に花開き、まさに満開だった。

何度か行っているが、今回初めて気がついたが、池に無数の亀がいた。池の中から出ている小岩に群がって"甲の天日干し"をしたり、泳いだりしていた。

午後から急にスカイツリーがかすむ程、空気が澱んできたため、てっきり中国大陸の黄砂かと思ったが、強風に巻き上げられた”煙霧”だったそうだ。帰りに、桜並木が待ち遠しい緑道公園で、1本だけだが桜の花が開いているのを見つけた。春が近いことを実感した。

3月8日にFBにUPしたが、春を告げる沈丁花もこの2~3日の暖かさで一気に花を開かせ、周囲に香りをまき散らせている。(大島緑道公園)

ツタンカーメン展に行って来ました

12月4日上野の森美術館で開催中のツタンカーメン展に家内と行ってきた。日本では47年前、かの有名なツタンカーメン王の「黄金のマスク」で日本を熱狂させて以来のことだ。日本の美術展史上、最多入場者数約295万人の記録はまだ破られていないとか。今回は大阪合わせて11月25日段階で173万人を達成し、史上2位の記録となったそうだ。なぜここまで、日本を熱狂させるのか?

会場に着く(11時頃)と、いきなり「30分待ち」との表示が目についた(「ホームページで混雑状況のお知らせをしています」との張り紙もあった)。4日は朝の内は雨模様で、平日でもあり、すんなり入れると思っていったら、2百人ほどの待ち行列だ。係員に尋ねたら、これから増えてくると思うので今が一番いいと言われ仕方なく並んだ。中に入って見て驚いた。ツタンカーメンの王墓から見つかった副葬品約50点など、日本未公開の展示品を含むエジプト考古学博物館(カイロ博物館)所蔵の122点が展示されている。黄金のカノポス(ツタンカーメンの内臓が保管されていた器)や、ツタンカーメンのミイラが身にまとっていた黄金の襟飾りや短剣など、ツタンカーメン王墓をはじめ王家の谷などから考古学調査によって発見された、美術的にも考古学的にも大変貴重な品々だそうだ。今回は「黄金のマスク」はなかったが、今から3400年前のものとは思えない鮮やかな色合いや、金箔細工など、日本で言うと縄文時代後期に当たる時期の、エジプト文明のすごさに驚かされた。会場内もすごい人だったが、すべての展示品を見ることが出来、1時間強で会場を出た。

上野の森は、丁度紅葉が見ごろの時であり、天気も良くなってきたこともあって、少し散歩をした。昼飯は寛永寺の鐘楼に隣接する明治8年創業、一時横山大観がオーナーの時もあったという「韻松亭(いんしょうてい)」に行った。丁度昼飯時とぶつかり、ここも待ち行列で20分程度待たされたが、老舗の雰囲気も味わえ、料理も堪能できた。

「韻松亭」の入り口にあったバラの花と、東京文化会館と競技場の間のイチョウ並木の紅葉の写真を掲載しておく。

亀戸天神藤の開花状況(5月1日)

都内で随一の藤の名所と言われ、毎年ゴルデンウィークには、多くの人出で賑わう亀戸天神社の藤が、例年より遅く、やっと早咲き藤が満開に近く、遅咲き藤は5分咲き程度で今週末頃が満開と思える状況だ。

今日、散歩がてら亀戸天神の藤の状況を見に出かけた。休祝日は人出で大変だが、今日は人出の間を縫っていけば、すぐ本殿に行けた。

一枚目は、太鼓橋からとったスカイツリー。下のほうが一面藤棚。五枚目は料亭「若福」の前にある白藤で、奥に赤く映っているのが太鼓橋。葛飾北斎や広重の絵にも藤と太鼓橋を描いたものがある。