4年前に稲盛和夫氏の「人生の方程式」という本が出版されました。稲盛さんといえば京セラの創業者であり、経営論としてのアメーバ経営で知られる人である。またJALの再建に名乗り出て、マスコミにもしばしば登場する方であり、本を通じてですが、私の尊敬する経営者の一人です。稲盛さんは小さい頃から厳しい環境で育ち、志望大学にも入れなかったのですが、前向きな考え方で人生の成功者になられた方です。
人生・仕事の成果=考え方 X 熱意 X 能力
という稲盛哲学の説明本であるが共感するところが多い。能力は0~100点、熱意も0~100点、考え方はプラス100~マイナス100点で評価し、考え方がマイナスであれば成果は大きくマイナスになります。考え方とは、どのような心構えで仕事、日常の仕事に携わるかを言います。ヒトラーは熱意、能力は抜群だったが、考え方がに難があり、成果が多いくマイナスになり残酷な結果を生んでしまいました(熱意、能力のある人は考え方次第で大きなプラス、マイナスを生むことになります)。
「人生の方程式」(稲盛和夫著)で、「考え方」のチェック項目がありました。参考に記しておきます。
- 積極的に向上し、建設的である。
- 人と一緒に仕事をするのが得意で協調性がある。
- 性格が明るく、物事に対して肯定的な態度をとる。
- 善意に満ち溢れている。
- 同情心があり、人に親切に接する。
- 誠実で正直。
- 謙虚で慎み深い。
- 勤勉に努力する。
- 勇気があって決断をためらわない。
- 感謝の心がある。
- 足るを知る心がある。
- 利他心がある。
- 自分の欲望を制御することができる。
これらが出来れば、人生・仕事の成果が最大になる。我々サービス業に従事する者は、如何にお客様の信頼を得るかがポイントとなりますが、まさに自分の行動チェックリストと言えるもではないでしょうか?
京セラのコンパ部屋
BLOG_NAME JASIPA特別顧問ブログ
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