皆さん、「朝活」って分かりますか?
今朝の日経新聞1面のコラム「春秋」に出ていますが、「早起きし、出勤前の時間をなんらかの自分磨きに充てること」を言うらしい。驚くことに、ある生命保険会社の調査(昨年秋)では、20代、30代も会社員男女に聞いたところ、4割が朝活実践中とか。こんなにもや多くの若い方たちが自分磨きに早起きしている、日本も捨てたものではない!
カフェでの読書会や資格取得の教室に通ったり。早寝早起きは健康にもいい。それなら上司の酒に深夜まで付き合うより、朝食がてら社外の同世代と情報交換をという感覚か?最新のレジャー白書でも、ドライブ、旅行、外食を楽しむ人は減っているのに「学習、調べ物」への参加者が唯一増えているとか。米国でもリーマンショック以降、身近な知の拠点である図書館や大学に人が集まり始め、「米国人はモノより知を蓄えようとしている」とか。(日経「春秋」より)。
高度成長時代と違って、低成長経済、成熟社会、少子高齢化時代・・・など先行きがますます不透明になる昨今、自己防衛のためにも最も便りになる「知の蓄積」に走るのは賢明なことと思う。インターネットで早速「朝活」で検索したところ、東京にも「東京朝活クラブ」や「東京朝活村」などいろんな集まりがあるようです。前回のブログでも言いましたが、グローバル化の進展で、否応なしに多様化の時代が来ます。その時代に備えて、人脈を広げ、絆を拡げて、総合知を獲得することは大いに意義あるものと考える。
博多でソフト会社を経営している浦上氏がfacebookで「土曜は、6時からドラッカー勉強会」と記しておられた。 目をこすって見直すが 18時でなく朝の6時なのである。 それが証拠に 続いて「10時から孫3人連れて海水浴。14時から3時間テニス。19時から3.5時間天才数学者森田真生氏のセミナー」とあった。朝活で始まる人は、一日のおわりまで中身充実で活力にあふれているようだ。
私も見ました。一瞬同じことを考えました。社長自らの「自分磨き」に社員は大きな刺激を受けるでしょうね。まさに率先垂範ですね。
諸先輩方から シゲキをいただき学ぶことばかりです。