体力自慢の70代増加!


今朝の朝日新聞のトップページのタイトルだ。昨日のニュースでも報じられていたが、文科省が1998年以降開始した昨年5-10月の調査結果だ(6歳~79歳の約74,000人を対象にした)。70歳以上の高齢者の運動能力(「握力」「上体起こし」「6分間歩行距離」など)が12年前より5歳若返ったとの事だ。それに比し、35~39歳は右肩下がり。小中高生は横ばいか上昇傾向だが低水準。フィットネスクラブや草野球チーム、ママさんバレーなどを含む「スポーツクラブ」への所属率が高齢者層で特に高いそうだ。女性は65歳以上。男性は75歳で40%を上回るとか(女性の方が男性より多く、75歳~79歳でも女性は43%、男性は41%)。最も所属比率の低い30代女性の2倍だとか。

この所属率の高さには正直驚いたが、この傾向は、介護を受けたり入院せずに過ごせる期間、いわゆる“健康寿命”への意識の高まりなどが背景にあるとみられている。私も、昨年5月からスポーツジムに通い続けて1年5カ月、300回近く通った結果、体脂肪は減り、筋肉は増え、体重は変わらず、腹回りは激減した(メタボ基準を半年でクリア)。久しぶりに会った人には、「随分痩せましたね」と必ず言われるほど体は引き締まった。朝一番に行くことにしているが、高齢の特に女性の方が多く、サーキットトレーニングでは、82歳とか76歳とかの方と一緒に汗を流している。ジムに何時間もおり、社交の場としても使っている方もいると聞く。亀戸駅のアトレにあるJEXERに通っているのだが、会員数は明らかに増えている実感がある。

皆さん、周囲の人に迷惑をかけたくないとの思いが強いが、国の財政を圧迫している医療費の削減にも役立つこととなり、一石二鳥の方策だが、さらに「2020年東京オリンピック開催と言う朗報もあり、より多くの国民にスポーツに親しんでほしい」と文科省は期待している。

退職後10年以上週3回ジムに通っている74歳の人のインタビューがあったが、私も自分のためにも、国のためにも頑張って通わねばと思う。今日は「体育の日」。

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