酷暑の東京脱出!奥志賀高原へ


梅雨が例年よりかなり早くあけた途端、いきなり連日酷暑の先週、東京を脱出し、奥志賀高原に行って来た。1500mの高地にある「ホテルグランフェニックス奥志賀」で周辺を散歩などしながらゆったりとした時を楽しみました。下界より約10度近く気温は低い。小沢征爾氏の別荘が近くにある縁で小沢氏が設計アドバイスをした「森の音楽堂」があり、毎年夏にはコンサートが開かれているそうだ(3~4枚目)。

夜、「石の湯のゲンジボタル」を観に、ホテルのマイクロバス(30分程度)で行った。ホタル生息地としては最も高い標高(1600m)で、寿命も長く、明滅周期も長く、国の天然記念物に指定されているそうだ(大きさも1.5cmほどある)。我々が行った時は、今年最高の数のお出ましだったようだ(インターネットの記録による)。小さい頃田舎で見たホタルより光の点が大きく、河原の林に飛び交うホタルの光の美しさ、多さにみとれてしまった。しかし、突然の雷雨で退散せざるを得なかったのが残念(インターネットによると雷雨が晴れた後はさらに多くのホタルがでたそうだ)。

奥志賀渓谷にも連れて行ってもらった。豊かなブナ・ミズナラの原生林に囲まれた、清らかな雑魚川(イワナが雑魚のようにとれたのが名前の謂れ)の渓流沿いの小路を1Km強歩いた。結構アップダウンがあったが、ふわふわの土の上を歩く快適なトレッキングだった。この川の岩は、1500万年前海底から隆起した緑色凝灰岩(グリーンタフ)が形成する国内でも稀有なものらしい。川の水は14度、手を長くつけておけない冷たさだ。滝は三段滝とハーモニカ滝。独特な色の岩がグリーンタフ。ほんとに爽やかな奥志賀渓谷巡りだった。

最後は、志賀高原の蓮沼に寄った。白とピンクの蓮が、咲きほこっていた。ニッコウキスゲやウツボグサなど、いろんな花が沼の周辺を彩っていた。セイヨウオダマキが信州大学志賀自然教育園で優雅な花びらを咲かせていたた。

帰り、上野駅で降り立った時、突然現実に引き戻された。

「酷暑の東京脱出!奥志賀高原へ」への1件のフィードバック

  1. 夏の高原は私も大好きです。涼しげな写真入りの旅行記を拝見して、私も涼んだ気分になりました。子どもたちが小さいころに家族で行った戸隠高原を懐かしく思い出しました。

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