サービス・サイエンス


今日のアクションシステムズ河村社長のブログ「プロ仕様の製品!」読ませて頂きました。河村さんの下記の主張に、まさに共感を覚えます。

「製品を所有することは、その価値を考える、お客様のことを考えることである。 これは凄く良いことだと思う。 日本のITの価値を高めるためには、日本のITは、製造業では無く、サービス業に変わるべきである。 言われたものを作るのではなく、何があれば価値あるかを考え提供していくことが重要であると思う。」

昨日、神戸ディジタルラボとソフトブレーン共催のセミナーが品川プリンスでありました。講演者はワクコンサル(元オムロンフィールドエンジニアリング)の諏訪良武様です。「顧客はサービスを買っている」(ダイアモンド社)を読んで共感を覚え、今年の3月JISAのB地区会の講師をやってもらったのですが、まさに「サービスを科学し、コストより付加価値サービスで勝負する」ための考え方を分かりやすく話されます。サービスでお客様に感動を如何に与えるか、そのためにはお客様の期待(事前期待)を把握することが重要。そのためには、河村社長も言われるようにお客様を知らなければ話にならない。お客様から「ありがとう」と言われるサービスを提供する事が我々の究極の目的と考えたいものです。

コスト競争に陥ると、東南アジアの攻勢に負けること必定。 「サービスを提供する業界」に大きく軸を移すために皆で考えましょう。

「サービス・サイエンス」への1件のフィードバック

  1. 諏訪先生のお話は 聴くたび、気付きと感動を与えていただける。書もまた然り。己が日々の活動場面で 立ち止って考えてみることにもつながっています。「諏訪先生とサービスサイエンス」を教えてくださった 冲中さんに感謝です。

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