グレートカンパニー


船井総研と言うコンサル会社がある。2010働きがいのある会社ランキング15位にノミネートされた会社である。この会社が昨年「グレートカンパニーアワード」制度を設け、今年2月に第2回目の表彰企業を発表した。船井総研のグレートカンパニーの定義は「社会的価値の高い理念のもと、その企業らしさを感じさせる独特のビジネスモデルを磨きあげ、その結果、持続的成長を続ける会社」、と同時に社員と顧客が「素晴らしい会社」と誇りを持つくらいの独特のカルチャーが形成されている企業とのこと。

「日本でいちばん大切にしたい会社」など、いろんなランキングが発表されているが、どこも経営者のリーダーシップ(独裁ではなく)が光る。何かヒントを得たい。

昨年の第1回で受賞した企業を紹介した「グレートカンパニーのつくり方」(徳間書店)より少し紹介する。

表彰企業は大企業ではなく、中小企業でかつ地方企業が多い。大企業と同じことをやっていては将来性はない、1点突き抜けた特徴を持ち、お客様に喜ばれる、そんなビジネスモデルを、ある会社は社長の決断で、あるいは社員がお客様の感性で商品開発をする、と言う形で作りあげている。すべてに共通するのは、お客様の期待、感性に応えること。

さいたま市のリフォーム会社「OKUTA」は年商40億円程度だが、自然素材、高品質設計、エコロジーに徹底してこだわり、大企業より価格は高くても、熱狂的なファンクラブがあり、噂が噂を呼び成長し続けている。企業哲学は「LOHAS」,ファンクラブ名は「OKUTAロハスクラブ」。中小企業だから大きな成長を望まず「ロハス」を徹底でき、「らしさ」を完遂できる。

さきの「感動3.0」の記事でも紹介した長野県の「中央タクシー」も表彰されています。お客様へのサービスを徹底的に差別化し、日本でもっとも「ありがとう」が飛び交う会社(お客様に対しても、お客様からも、そして社員同士でも)とも言えるそうです。長野オリンピックの特需にも目もくれず、地元のお客様第一で運営、今ではお客様からの感謝の手紙が数多く届くそうです。長野から成田、羽田への送迎タクシー(空港タクシー)がヒットしているそうです。ある時、中央道の事故渋滞で飛行機に間に合わないことがあったのですが、翌日の飛行機の手配、宿泊代など150万円ほど自社で負担し、誠意を尽くしたということで、これが話のタネになりますます人気が出たとか。

大阪の若い女性向けのアクセサリーやバッグなどのファッション雑貨やキャラクター雑貨を扱う300円均一ショップ「三日月百子」(月曜から日曜まで300円で女の子を対象と言う意味を社名にした)。10代後半から20代前半の女性社員(社員400名に内男性は4人だけ)の感性に任せた店舗運営が成功したそうです。まったく知らなかったのですが、既に全国に68店舗あるそうです。

世の中には、不況知らずの元気な会社があるものですね。考えさせられます。他には、千葉県白井市の算盤塾「イシド」、名古屋の「買取天国」、東大阪のゆるまないナット製造「ハードロック工業」が表彰されています。2回目(この2月)は、広島県の食品スーパー「エブリィ」、滋賀県のパチンコホール「イチバン・コーポレーション」、愛知県の介護サービス「ステラリンク」、島根県の「東京靴」が表彰されています。

「グレートカンパニー」への4件のフィードバック

  1. こんにちは。うめたろうです。やっぱり企業もそうかもしれませんが、も個人でもNo.1になるよりも、オンリー1 なるほうが魅力を感じますね。私も今年、サラリーマン人生満20年。。これからも、周りに好かれるオンリー1を目指して、日々精進していきたいもんです。

  2. 読んでくれたのですね。オンリー1目指して頑張ってください。亀戸での再会楽しみにしています。

  3. 「日本でいちばん大切にしたい会社」著者講演会

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