私の住んでいるマンションのすぐ近くの、竪川河川敷五ノ橋下に本格的日本庭園「三代豊国 五渡亭園」が8月11日(土)に開園した。首都高速7号小松川線の高架下である。今回開園したのは、まだ工事中の東西約2.1キロの竪川河川敷公園(竪川埋立地)の一部250mの区間である。以前から、亀戸の「もち吉」や「佐野みそ」などの店頭に、「三代豊国 五渡亭園8/11開園」ののぼりが立っており、「何だろうな?」と思っていたが、8月11日(土)の開園を告げる新聞記事で初めて分かった。
明治通りにかかる「五の橋」から、亀戸緑道公園までの間であるが、五の橋付近で生まれ育った江戸後期の浮世絵師「三代目歌川豊国(五渡亭国貞)」の屋敷をイメージし池にはコイ600匹を放ち、その池に朱色の太鼓橋を渡している。また亀戸では、江戸時代の庶民の通貨「寛永通宝」銭が作られており(「亀戸銭座」と呼ばれ今でもその跡地にモニュメントが建てられている)、公園内に「寛永通宝」をデザインした噴水も設置している。小川では子供たちが水遊びできる親水ゾーンもあり、今日も水遊びに興じている親子連れが多く来ていた。豊国の浮世絵を飾る展示ギャラリーも出来るらしい。
以前の職場、八丁堀も歴史豊かな土地だったし、聖路加のあたりも興味あったが、なかなか深堀できなかった。折角江戸にいるのだから、江戸の歴史をもっと勉強せねばと思っている。