これも2年前の「冲中ブログ」の記事です。入社したての新人を含めて記事に対するコメントが最も多く寄せられました。「笑い」の効用、「涙」の効用、ひいては「歩き」の効用など多くの本や記事で語られています。私は単純ですから素直に信じて実践しています(と言っても十分ではありませんが)。
前回は、笑いの効果を実証していた記事を掲載しました。笑う表情だけでも、脳にドーパミンが出て活性化するとの話でした。
再度「笑いの効果」について紹介します。NSD社員に配布されている「すこやかファミリー(脱メタボ・ライフの専門誌)」に「もっと笑って健康になる」の記事が4ページに渡って掲載されました。実際、食後に難しい講義を聞いた時と、漫才を聞いたときの血糖値の上がり具合を図ってみたところ、漫才を聞いたときは上がり具合が抑制されているとの事です。ガン、リウマチ、アトピー、うつ病に対する効果検証のために各地で同じような実験を行った人がおり、実際に笑いの効果が検証されたとの事です。健康ライフのために、「笑えるネタを積極的に探そう。人にお笑いネタを披露しよう、作り笑いするだけでもOK,鏡を見て一人でも笑おう、思い出し笑いもOKとのコツも紹介されています。
もう一つは、「よく笑う人はなぜ健康なのか」(日本経済新聞出版社、2009.4発行)の本です、この本にも笑いは免疫効果を高め、ガン化した細胞を殺すNK細胞が増すとの事、リウマチ、糖尿病、さらには心臓や肺などの循環器系の健康も保持するそうです。苦しい状況に立たされた時にこそ、笑いの本当の力が発揮される。笑いは地球上で唯一、悩み苦しむ生き物である人間に与えられた贈り物と言える。
喜怒哀楽によって流す涙も笑いと同じく心と体を活性化するそうです。「ストレスを感じた人の血中には副腎皮質刺激ホルモンや、ストレスのホルモンであるコレチゾールが増える。これらホルモンが感情で流される涙で放出される。感情による涙は、ストレスに反応して過激に分泌されたホルモンを洗い流す浄化作用の一つで、ストレスを解消する非常にいい方法」と言われています。
笑いと涙で健康ライフを!笑いのあふれた職場に、家庭に是非したいものです。
ついでに「歩く効用」について。佐藤富雄博士曰く「大体1分間に120歩のリズムで歩いていると15分でβーエンドルフィンが出て気持ち良くなり、25-30分でドーパミンが出てアイディアが沸き、40分でセロトニンが出てアイディアを実現可能な形に変えて行く。これを連続して行うことがポイント」と。朝の散歩ですばらしい1日のスタートを切ることを推奨されています。気持ちが沈みこんだときにも歩くと気が晴れるそうです。
「喜怒哀楽」 ならぬ 「喜楽喜楽」を心がけます! もとより「お喜楽お気楽」 の きんにくオヤヂですが・・・