故郷の家解体


3連休故郷姫路へ帰った。昨年11月頃から以前にも増して帰るようになったのは、故郷の家を解体するための準備のためである。小さいころからの住み慣れた家を解体するのは、つらいことではあるが、古い家で壊れかかかった部分があるため、解体を決断した。最近の解体は瓦とか壁とか選別しながら壊さなければならないため、大変らしい(費用もその分上乗せされる)。不要なものを選別移動させたり(座布団を公民館や寺に寄贈したり)、仏壇の移動を専門家に見積もってもらったり、3日間大変だった。

いつも故郷に帰ると、懐かしい方々が声をかけてくれる。姫路を離れて、16年強。まだしばらく帰れそうにない。息子たちも東京に住み、残念ながら姫路という地が遠くなる。

それにしても、地方の過疎化、活性化問題は大きな日本の課題ではなかろうか。姫路も最近、菓子博覧会や、B級グルメ大会の開催などで全国ニュースになったが、まだまだ姫路駅前のにぎわいは戻ってこない。このままでは東京一極集中はますます進むのではないだろうか。大地震等、東京一極集中に伴う、日本のリスクは限りなく大きくなる。

「故郷の家解体」への1件のフィードバック

  1. 思い出と相俟って、感慨深いものがあったことと拝察します。 私のふるさとは造船の町で、産業の浮沈とともに大きく揺れ動きましたが、基本的に衰退トレンドはいかんともしがたいです。なんとも歯がゆいものですね。

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