FACE BOOKである方が眼力社の「つもり十箇条」を紹介されていた。面白かったので、ホームページで調べて見ました。眼力社というのは、出版社かと思ったら全くの見当違い。神社だった。京都にいながら、今まで全く知らなかったが、伏見稲荷神社の霊地稲荷山にある神社だそうだ。ホームページの紹介文を掲載する(多少簡略化)。
「眼力社さんは、全国の稲荷神社の総本宮である伏見稲荷大社創始として今なお人々の崇敬をあつめる霊地、稲荷山(標高232m)に祀られている神さまで、古くから「眼の病が良くなる」「先見の明・眼力が授かる」という御利益があるといわれています。そんな眼力社さんのもとには多くの御商売人、企業経営者、相場関係者らが全国からお詣りに訪れます。
眼力社さんにお詣りすると、まるで禅をしたように気持ちが鎮まり、身体中の毒気が抜けたかのような清々しい気持ちになれることは、誰にでもすぐに感じることができる御利益です。一歩いっぽ眼力社さんまでの道を踏みしめている(伏見稲荷大社を起点に信者から寄付された約一万基とも言われる鳥居が並ぶ道を約30分登る)と徐々に日常の煩わしさが薄れていき、お詣りを済ませる頃には、生まれたての子供のように純粋無垢で汚れのない心に立ち返っていることに気づくでしょう。すると翌日からまた前向きな姿勢で日常生活を送ることができるようになります。「それは森林浴の効果」と考える方でも、一度お詣りしてみれば、他にも不思議な良いことがあるかも知れません。」
ここで売られている数ある書の中で最も売れるのが「謙虚と感謝」。経営者はもちろん、家庭の奥さまなんかの評判もいいとか。「つもり十箇条」は、人生をまさに真剣にかつ幸せに生きるための教訓として、誰もが(成長には上限はない!)反芻すべき文言とも言えるのではないでしょうか?加えて、「健康十訓」も噛みしめたい言葉です。
京都に行ったら是非訪れ、ご利益を授かって来たいと思います。
【つもり十箇条】
- 高いつもりで低いのが教養
- 低いつもりで高いのが気位
- 深いつもりで浅いのが知識
- 浅いつもりで深いのが欲望
- 厚いつもりで薄いのが人情
- 薄いつもりで厚いのが面の皮
- 強いつもりで弱いのが根性
- 弱いつもりで強いのが自我
- 多いつもりで少いのが分別
- 少いつもりで多いのが無駄
【健康十訓】
- 少肉多采 少塩多酢 少糖多果 少食多噛
- 少衣多浴 少言多行 少欲多施 少憂多眠
- 少車多歩 少憤多笑
【つもり十箇条】は身につまされました。サラリーマン川柳みたいで、味わいがありますね。【健康十訓】は真逆をしているように思えてなりません。