昨夜は、幾度も涙しました。NSDで私が会長になった時に社員有志が集まる“冲中サロン”の24回目が開催されました。実はこの3月末でNSDを退職することになった私の送別会を兼ねての最後のサロン会でした(「送別会」では「これでお別れ」となるので、「NSD卒業式」という名に変わっていました)。いつもは社員食堂で行っていたのですが、今回は同じビルの1階のPRONTの一室を借り切っての会になりました。これまで冲中サロンに集ってくれた方中心に、いつも通りの送別会だと思って行ったのですが、始まってみるとまさにサプライズの連続で、私は感激しっぱなし!
冲中サロンは、社内有志で始まったのですが、社員の人脈を広め、刺激をもらうために途中から外部の方にも参加してもらっていたのですが、今回その6名全員に参加頂き、まずは感謝の気持ちで一杯でした。しかしそれ以上に驚いたのは、T社の社長が宴の途中で、姫路の鯛の塩蒸し1匹(皆さん「おいしい」と言って喜んでいました。秘書のYさんありがとう)を携えて乱入してきたのです。この社長は、当ブログ(http://blog.jolls.jp/jasipa/nsd/date/2012/1/26)でも紹介しましたが、1月26日の日経「交遊抄」で「青春の通学電車」とのテーマで私を紹介してくれた高校時代の友人です。最後まで付き合ってくれましたが、青春時代の暴露合戦的様相を呈してしまいましたが、彼も参加者と親しく、楽しく接してくれていました。T社長、ありがとう!
次のサプライズは、私の歴史を綴ったドキュメンタリー画面でした。生のNSDバンド(ギターとクラリネット)をバックグラウンドに、壁に映し出されたいろいろな場面と、私が社員の皆さんに伝えたかった言葉がほとんどすべて網羅されているのにほんとに感動しました。なんでこんな写真まで?とビックリするほど念入りに調査が入っていました。大作でした。かなりの時間を割いてくれたと思います。ありがとう!
さらに驚いたのは、私の家内からの手紙でした。最近は家内といる時間がかなり多いのですが、この日までそんな手紙を家内が書いていることは全く知らず、司会者が「奥様からお手紙が来ています」と言われたとき、全くあり得ない話で、誰かが書いたものを読むのだろうと思ったのですが、中身を聞くにつれ、家内からだとの確信で、これも涙でした。よくぞ長い間隠し通せたものと思いますが、家内は「結婚して初めての隠し事だった」と言い訳をしていました。ありがとう!
NSSOL時代の私の秘書も、近くでの仕事の帰りに寄ってくれ、場を盛り上げてくれました。仕事帰りの多くの社員の皆さんも会場に足を運んでくれました。
5年以上続いたブログも、捨てるしかないとあきらめていたのですが、きっちり焼き付けてくれたCDを、そして腰が痛くて歩く姿を心配してトレーナーを、私の似顔絵を見事に描いてくれた額を、出版社さくら舎の方からは本2冊を、色彩心理診断の方からは幸福を呼ぶキャンドルを、そして最後には花束を頂きました。そして宴が終わり、司会者から参加して下さった全員とハグをとの呼び掛けに、感動の余韻のままに、照れくささも忘れ、心から感謝の意を表しながらハグさせて頂きました。失礼しました。
こんなサプライズ一杯の、感激、感動の数時間を演出してくれた幹事の皆さん、そしてお忙しい中足を運んで下さった皆さん、ほんとにありがとうございました。一生涯忘れ得ぬ1日となりました。ほんとにありがとう!