男の料理!めげずに挑戦(朝日新聞)


初めてカテゴリー[趣味]を書くことになった。「趣味がないのが趣味」、「仕事が趣味」と言い訳がましく言ってきたが、退職して時間が出来ると「何か趣味をやらねば」との思いが強くなる。学生時代下宿で遊んだ囲碁、会社に入ってから始めたゴルフ、中高とやっていたソフトテニス(我々の時代は軟式テニスと言った)、どれをとっても中途半端で、ものにならない。退職する時、そんな私を見かねて、料理の本を送ってくれた人が二人いたが、まだ取り組めていない。やる気はあるのだが、料理が得意な家内から「習うなら見習い生活の厳しさ覚悟ね」と言われ、ちょっと躊躇している(笑)。

男の料理に関して、8月16日の朝日新聞23面に「男の料理、めげずに挑戦」との記事があった。リード文に「計量カップなんて見たことない。タンザクギリって日本語?定年退職後に初めて料理に挑戦する男性は、思わぬところでつまずくようです」とある。「男子厨房に入らず」世代の悲しさか。レシピに「大根は3~4㌢の細切りに」とあると大根に定規を当てながら3㌢なのか4㌢なのか分からず腹を立て3.5㌢に切った。「片栗粉適量」ってなんやねん?「5分煮る」とあれば焦げても5分続ける。料理教室を開くベターホーム協会が講師にアンケートしたところ、特徴が八つ挙がったと言う。「基礎知識がない」「科学的な説明が響く」「曖昧な表現が苦手」「マニュアル志向が強い(料理の状態を見て加減できるよう補足する)」「計量が苦手」「火加減の調節が苦手」「並行作業が苦手」「後片付けが苦手」。自分に当てはめると、ほとんど思いあたる?このアンケートを踏まえ、協会は今夏、初心者の男性向けに、手引書「男の昼ごはん読本」を発行し、レシピ16品を掲載。「塩少々」は「指2本(親指・人差し指)でつまんだ量の事」など具体的に説明してあるそうだ(300円で協会に申し込めば送ってくれる)。

定年退職した男性の妻にアンケートをとった所、「夫の昼食は妻が作る」が82%、「夫に料理して欲しい?」には37%が「してほしいと思わない」と。理由は台所が汚れる、材料費が高くつくなど。東日本大震災の経験などを踏まえ、ベターホーム協会など男性に料理の力をつける様々な施策をうっているが、妻の協力と勇気も必要と訴える。男性がくじけず続けられるよう、時には「きれいに切ったね」「おいしい」と褒めることも推奨する。

早速、ベターホーム協会のホームページを調べてみた。男の料理教室1年コースがある。最も近いのが銀座だが、考えて見ようと思う。何か打ち込める趣味を作るためにも。奥様、協力して頂けますか?

「男の料理!めげずに挑戦(朝日新聞)」への2件のフィードバック

  1. 「数独」にはまる?

    BLOG_NAME JASIPA特別顧問ブログ
    前回(http://jasipa.jp/blog-entry/8977)、趣味はないと言ったが、以前スマートエイジングの秘訣7か条の一つ、「脳を活性化するため、脳のトレーニングを行う」で数独をやっているこ..

  2. 料理は、多くの人を喜ばせることができる上、季節感、栄養、段取りなどいろいろなことを考えながら、五感や指先を駆使して作るので、認知症の予防にもよいと言われています。ぜひチャレンジしてみてください。まずは奥様のお手伝いから始められてはいかがでしょうか。

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