中欧4か国人気都市めぐりの旅~その7~


『音楽の都』ウィーン

いよいよ6日目、今回の旅の最後は、ウィーン観光だ。連日好天気に恵まれ、気温も昼は少し日本より暑い程度。

シェーンブルン宮殿

まづ最初に訪れたのは、シェーンブルン宮殿。オーストリアを600年に渡って統治したハプスブルグ家の夏の離宮として17世紀に建てられ、マリア・テレジアに時代に完成した。内部も豪華絢爛だが、東京ドーム約36個分と言われる庭園もすばらしい。一番奥の高台にあるのは、プロイセンとの戦いの戦勝記念兼戦死者追悼碑である「グロリエッテ」。真ん中の噴水は「ネプチューン」。内部はマリア・テレジアがその権勢を誇示するために、贅を尽くしたシャンゼリアや装飾物が、1441個の部屋に飾られている。マリア・テレジアの末娘マリー・アントワネットの部屋もある。オーストリア帝国最後の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の王妃エリザベート(絶世の美女で有名、日本の篤姫と同時代)もこの宮殿で過ごした。東インド貿易を通じて、中国から陶磁器なども買い込み飾られている(「青い中国の間」)。「日本の間」もありそこには伊万里焼などがあるそうだ。

美術史美術館

次に行ったのは、王宮と道を挟んで対面にある美術史博物館。ウイーン美術史博物館は、広くハプスブルグ帝国から絵画が集められ、その勢力範囲であったイタリア、オランダ、スペイン、ドイツから中世の素晴らしい作品が多く集められている。ベラスケス、ルーベンス、フェルメール[絵画芸術」、ラファエロ「草原の聖母」、ブリューゲル「バベルの塔」など著名な画家の絵が飾られている。ガイドの説明によると、中世では、字の読めない人が多く、「絵がメディアの役割を果たしていた」との事(「バベルの塔」は、実現不可能な天に届く塔を建設しようとしたが崩れてしまい建設は不可能という村民に対し、領主が工事を続けろと命令している絵)。「紋章などを描くことによって誰か特定できストーリーが説明できる」との話に納得した。マリア・テレジアやエリザベートなど、宮廷画家によるオーストリア皇帝、王妃の絵画も多い。美術館の外に出ると、女帝マリア・テレジア像が広場に堂々とした威風を示している。後方は自然史博物館。

ベルヴェデール宮殿&シュテファン寺院他

午後は自由時間で、少し中心部から離れたベルヴェデール宮殿に行くことにした。トラムで行くことにしたが、事故でトラムが来ない。後で行くことにしていたシュテファン大聖堂に先に行くことに。最も人で賑わうケルントナー通りを行くと荘厳な尖塔に覆われたシュテファン大聖堂に着いた。モザイク模様の屋根が美しい。5万枚ものタイルを使って造った屋根だとか。二つの尖塔は1147年にロマネスク様式で作られたが14世紀にゴシック様式に建て替えられたそうだ。内部はステンドグラスが美しい。外の光が差し込み微妙な色のバランスが壁に映し出され見事な模様を浮かび上がらせていた。トラムが動き出したのでベルヴェデール宮殿に行った。左右対称のデザインが優美なバロック建築で、クリムトの絵が飾られている。初めて見る「接吻」の絵にみとれてしまった。その後、トリムでオペラ座のあるところまで戻った。オペラ座ではワグナーのオペラを公演中で、そのライブ映像が外部に設置された画面に映し出され、席まで設けられた観客席で多くの人が観劇している。珍しい光景を見た。その後、世界一有名なチョコレートケーキ「ザッハ・トルテ」を食べにホテル・ザッハに向かった。ウィーンでは日常的に飲まれているエスプレッソと温かいミルクを加えた上にミルクの泡を 載せたメランジェと一緒に頼んだ。最後は、モーツアルトとヨハンシュトラウスの曲を聴くコンサートに行った。弦楽四重奏だが、コンサートマスターが若くて可愛い女性バイオリニストであったこともあったが、オペラ曲やダンサーの踊りもあり楽しませてもらった。

今回ご一緒させて頂いたグループの皆さんともほんとに楽しませて頂いた。この場を借りて御礼を言いたい(電池キレで最後は撮れなかった分、グループの方から一部画像を頂いてUPしています)。

「中欧4か国人気都市めぐりの旅~その7~」への4件のフィードバック

  1. なんて広くてゴージャスな離宮!マリア・テレジア恐るべし。大聖堂は、外観も内部も人々の深い信仰心の極みが感じられ、我々も厳粛な気持ちになりますね。ザッハ・トルテ、美味しそう!素敵な旅行記でした(^▽^)前回、送信ミスをしてしまいました。パソコン使い慣れず、ごめんなさい。

  2. ハマのうり坊さん、毎度のコメントほんとにありがたく読ませてもらっています。元気が出ます。前回のコメント削除しておきました。

  3. 初めての中欧旅行を大いに楽しんで道中お騒がせした「森のくまさん」です。その節は大変お世話になりました。お陰さまで楽しい旅になりました。ブログを拝見し視点の高さに敬服しております。旅はこうあるべきと教わったような思いで、今後の参考にさせていただきます。コメントが遅くなり、申し訳けありません(このあと京都に旅行していましたので)奥様に宜しくお伝えください。

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