大自然スぺクタクル「フローズン・プラネット」が始まった。NHKの番組紹介を下記する。
「この番組は、圧倒的な映像で生きものと環境の関わりを描いた「プラネットアース」に続く、NHKとBBCの大型国際共同制作シリーズです。
アクセスの困難さや苛酷な条件からこれまで撮りきれなかった南極と北極、ふたつの極地の大自然を、周到な機材準備と研究機関のバックアップを得て3 年間にわたって撮影。息をのむ氷の神秘的な美しさと、桁外れのスケールでドラマを繰り広げる生きもの達の世界を珠玉の映像で捉えた大自然スペクタクルです。」
いよいよ7日(土)21時~23時に第1集、第2集が放送された。北極のツンドラ地帯では、オオカミの群れが地響きをたてて移動するバイソンの大群に20数頭のチームワークで命懸けの闘いを挑み、逃げ遅れた子供のバイソンを捕獲する。さらに驚いたのは、南極でのシャチの群れの驚異の頭脳プレーです。氷上で休むアザラシを狙い密かに数頭で接近し、大きな波を起こし、アザラシが休む氷を割ったり、最後はその波でアザラシを氷から滑り落とすのです。動物でここまでのチームワークプレーを演ずるのはシャチだけと言っていました。
再度、NHKの番組紹介より。
「ヘリコプターや砕氷船から超望遠レンズと防振装置などの特殊機材を駆使し、生きものたちに警戒されないように撮影を重ね、これまで研究者ですら見たことのない生命のドラマの数々を目撃します。
地球上で最も寒く苛酷な環境にも関わらず、一体なぜこれほど圧倒的な生きものの世界があるのでしょうか?その秘密は「氷」そのものにあります。国際研究プロジェクトで可能になった極域全体の衛星画像、新開発の小型モーションコントロール装置でとらえた氷河の大移動や海中が凍っていく不思議な様子など、最先端の映像で氷が育む極地の豊かな生態系を解き明かしていきます。
南極点に人類が到達して100 年。そして一方で、温暖化により極地の自然は急速に失われつつあります。今なお人間を拒み続ける地球最後の未踏の大自然を、6本シリーズで描き出していきます。」
北極圏では、氷河が形成され、溶けて動き、海に崩れ落ちる姿など、大迫力です。南極の氷山の見事なブルーの輝きなど、生物以外にも見るべきものは多くあります。4月は14日、21日に放送があります。ぜひご覧あれ!