「経営者サロン」カテゴリーアーカイブ

第6回JASIPA経営者サロン(9月27日)

第6回目のJASIPA経営者サロンが27日にJASIPA事務所にて実施された。今回は、中間期末で多忙な時期に重なったのか、参加者は7名だった。

第1部は、JASIPA副理事長の安蔵さまから、「トップセールスのノウハウ・ドウハウ」とのテーマで、営業のプロとしての豊富な経験に即した実践的なノウハウを教えて頂いた。この日のために44ページにわたる資料まで作成して頂き、参加者に対する質問を交えながら、熱のこもった貴重なアドバイスを頂いた。「なぜトップセールスが必要か?」から始まり、トップセールスのメリット、デメリットや、トップセールスのプロセス毎(訪問前・報恩時、訪問後)の留意点を要領よく、分かりやすく解説して頂いた。トップの資質を如何に磨くかも重要で、究極は「人間力」という資質に行きつくとの論には、頷くとともに大いに反省させられた。安蔵さん、ありがとうございました。

第2部は、「真に‘お客様のため’を社員の行動にするためには」とのテーマで意見交換した。経営サロンの案内文にも書いたが、野村証券の創業者野村徳七は「自己の利益よりも顧客の利益を先にす」と書き残したが、今の野村証券は「利益第一」に走る過ぎた故に世間を騒がせている。企業理念に「お客様第一主義」と掲げても、経営者も含めて意識・行動がそうなっている企業は少ないのではないかとの問題提起だ。JASIPAの日本語名称を「日本サービス・イノベーション・パートナー協会」とするべく準備をしているが、IT業界は、お客様に対するサービス競争になると言われている。今こそ、他社との競争優位性を、「お客様に対するサービスレベル」とする考え方を徹底すべきと考える。「あなたの会社では、売り上げ達成のために残業を指示したりしていないか?」「お客様からの自社に対する評価、感謝の言葉やクレームを会社として吸い上げ、大事に扱っているか?」「お客様毎に対応レベルを決めているか?」などに関して意見交換した。出席されたある理事から、システムを導入し、お客様と一体となって売り上げを大幅に増やした事例も紹介された。こうなるとお客様との信頼関係は盤石のものとなること間違いないと思われる。

参加頂いた皆さん方お疲れ様でした。今日の議論を参考に、日々の事業に頑張ってください。次回は、10月25日を予定しています。

第5回JASIPA経営者サロン実施(23日)

恒例となった標記サロンを昨夜(19時~21時)、JASIPA事務局(飯田橋)で実施した。第4回から参加者公開募集に切り替えたが、今回もいつものメンバー主体の10人で開催した。

テーマは「人材育成」だったが、第一部でメディアミックスの和知社長(JASIPA理事長)から、1995年創業以来の会社管理の仕組みに関して詳しく説明があった。必ずしも順風満帆の会社業績ではない初期の段階から、企業理念の策定、経営計画や経営会議の設置、営業マンの採用、顧問の採用、社内SNSの導入、外部講師を招いての社内研修など矢継ぎ早に整備してきた「社長としての決断の歴史」は、参加者にとって大いに参考になったものと思う。必ずしもすべての施策が上手くいっているとは限らないが、オーナー企業にありがちな社長権限の強大化を抑制するために経営会議の民主的な運営を心掛け、その席にベテラン顧問の出席も仰ぎながら自らをけん制する制度は、恐らく社員からも歓迎されているのではないかと思われる。

2部では、「人材育成」をテーマに議論した。とかく人材育成というと研修を受講させておればいいというものではなく、研修を核に、OJTなどを組み合わせて如何に研修成果を発揮させるかが重要で、そのためにどんな工夫をしているのか意見交換した。新人研修などで、フォローのために2年目、3年目研修を実施するなどの工夫をしている企業もあり、研修後のフォローは意味あるとの意見もあった。受講前に、受講の意義、受講後の成果発揮期待などを言い聞かせ、モチベーション高くして受けさせることも重要だ。JASIPAでは、今後会員に研修の場を提供することとし、一部理事企業から社内研修への参画を呼び掛けているが、社員が自主的に参加したいとの意思表示をして応募してくる企業が出始めていることは喜ばしいことと思う。各企業SE同志の交流を活性化しながら、いろんなお付き合いの中で「気付き」を得ることは各人の成長の起爆剤となると思う。「エビングハウスの忘却曲線」では、研修内容は、研修後1日経てば74%忘れるとのこと。折角の研修を自己満足に終わらせず、しっかり成果を出させる施策の必要性を、経営者としても認識すべきとの議論に参加者の間である程度納得してもらえたのではと思う。

次回は9月27日(木)19時~21時を予定している。テーマが決まり次第JASIPA会員の皆様にお知らせが行くと思います。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

当日第2部で提示した資料を添付しておく。

<第5回JASIPA経営者サロン資料>    平成24年8月23日

テーマ:人材育成

1.研修:研修の直接的成果を発揮させるためには?→討議ポイント

  • ・研修者の人選?
  • ・研修を受ける目的・心構え
  • ・研修後の実践、復習
  • ・同僚との競争意識・・・
  • (注)社外研修では、研修仲間との関係を創りこむことも重要!

2.日常的に学習する雰囲気創り(学習する組織learning organization)

  • ・グループ内で切磋琢磨する
  • ・社内有志で勉強会
  • ・社外メンバーに呼び掛けて勉強会

3.日常的に人を育成するために

  • ・育成する人材像の明確化(経営・リーダー層、技術のプロ)
  • ・任せる、失敗を許容
  • ・敗者復活制度(not罰点制度)
  • ★何が最も人のマインドを刺激することになるか?→討議ポイント

<参考>荻生徂徠の「人を育てる徂徠訓」
一、人の長所を始めより知らんと求むべからず。人を用いて始めて長所の現るるものなり。
二、人はその長所のみを取らば即ち可なり。短所を知るを要せず。
三、己が好みにあう者のみを用うる勿れ。
四、小過を咎むる要なし。ただ事を大切になさば可なり。
五、用うる上は、その事を十分に委ぬべし。
六、上にある者、下の者と才知を争うべからず。
七、人材は必ず一癖あるものなり。器材なるが故なり。癖を捨てるべからず。
八、かくして、良く用うれば事に適し、時に応ずるほどの人物は必ずこれあり。

第4回JASIPA経営者サロン実施(26日)

今回からJASIPA会員の皆様方にオープンに参加を募りましたが、残念ながら継続参加の方主体となりました。理事3名の初参加を含めて10名の参加を得ました。今回のテーマは、JASIPAそのものも目的とする「アライアンス」で、最初に宮武理事から「アライアンスの成功談・失敗談」を、後半に「アライアンスを成立させるためのコツ」についての意見交換をしました。

宮武理事は、「呼吸法(お腹の空気をすべて吐き出すと、自然と空気はお腹に入って来る)」や、「お客様(左手)や仲間(右手)のことを常に一緒に考えていると左手の要求に右手が答えてくれる(宮武流左手と右手の法則)」のような言葉で、アライアンスのコツを説明してくれました。人に施す、仲間を大切にすることが、結局は自分に帰り、ひいてはお客様のためになると言うことだと。そしてJASIPA会員とのアライアンスの実例を生々しく語ってくれました。お客様の懐に入って、本音を聞き出しながら、自分の会社のみではなく、他社のソリューションや技術力も含めて、お客様への対処方法を考える。そのことがお客様の様々な問題解決に資するなら、みんながHAPPYになれる。これがアライアンスの真髄ではないかと、宮武理事の話をきっかけに参加者の間で議論が弾みました。

この流れの中で第2部に突入しましたが、理事が参加者の半数を占めたこともあり、JASIPA会員のアライアンスをどのように推進していくかの議論にも発展していきました。「もっと他社の事を知らなければ」、「自社の強みを洗い出しもっとアピールせねば」、「今日のような議論をJASIPA会員を集めて出来るような場を設けては」、「スーパープログラマー申告、登録制度で、JASIPAホームページを通じてアピール出来ないか」などお酒も入り、積極的な意見が出されました。

次回は8月23日(木)開催です。理事からのお話担当は「和知理事長」です。テーマが決まり次第、林理事(BSC)から会員の皆様に連絡が行くと思います。是非とも一度、当サロンに出席くださり、本音トークしませんか。お待ちしています。