「やせ」の女性、過去最多に!8人に1人(厚労省発表)


今日のニュース(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141210/k10013854501000.html)で、

女性で「やせ」の人(BMIが18.5未満)の割合が昨年は12・3%と8人に1人にあたり、1980年以降最も多くなったことが、9日公表された厚生労働省の国民健康・栄養調査でわかった。年代別に見ると、やせている人の割合が最も高いのは20代の女性で21.5%、次いで30代が17.6%、40代が11%だった。厚生労働省は「以前は20代の女性でやせている人が目立ったが、最近は30代や40代でも増えている。

とあった。

前回のブログ「お産を控えた女性はダイエットに注意」(http://okinaka.jasipa.jp/archives/2077)で警告を発したが、低出生体重児(出生体重が2,500g未満の赤ちゃん)問題が、ますます重要となることを現している。すなわち

胎児期子宮内で栄養不足が原因で小さく生まれた赤ちゃんは、少ない栄養でも生きぬいていける代謝系を持って生まれる。しかし、栄養豊富な現代生活の中ではその代謝系では適応出来なくなる 。その結果成人病のリスクがより高くなる、という(「成人病胎児期(発症)起源説」(バーカー説))。

厚生労働省の言うように「女性の方は、やせすぎにならないよう食事をしっかりとって適正な体重を維持するよう心がけてほしい」。特に出産を控えた方や妊婦の方は特に留意していただきたい。

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