30日日曜日に東京は満開宣言(25日開花宣言)でしたが、強風にも負けず今日も亀戸・大島緑道公園は満開です。上から見た桜並木と、下から見上げた桜並木です。大木の桜の下の根っこや幹に、健気に花びらをつけている姿にも感動します。幹の花びらは、枝の花がまだつぼみの時に既に開花していました。
月別アーカイブ: 2014年4月
絶対に成功しない条件(人生の大則)
今日は入社式だ。今年も絶好の天気のもと、桜が満開で新社会人スタートの日を祝ってくれている。生産人口が減少傾向にある今後、若い人たちに期待するものは大きい。
今朝の日経新聞社説で「新人の意欲をそがぬ職場に」との記事がある。「今の会社に一生勤めようと思うか」、「仕事を通じて叶えたい夢はあるか」などの設問に対して、春は「Yes」が多くても、秋には春の半分近くまで下がるとの日本生産性本部の調査結果を提示している。「同じ会社に一生居続ける時代でなないとしても、仕事そのものに若者がやる気を失うのは社会の活力をそぐ」とある。如何に新人の意欲を引き出し成長させるか、上司や先輩のきめ細かなコミュニケーションを促している。
致知出版社から「人生の大則」(藤尾秀昭著、金沢翔子書)が3月に出版された。人間学を学ぶ月刊誌「致知」にこれまで幾多の先哲が投稿された記事を参考に、この世に絶対不変の真理を選び出して「人生の岐路に立つ若者の道しるべ」になる事を期待して本にまとめたものだ。その中の1篇を紹介する。「絶対に成功しない条件」だ。
以前、ある経営者に、人生で一番大切なものは何かと尋ねたことがある。その人は「それはじぶんにもわからないが、こういう人は絶対に成功しないと言う条件はある」と答えられ、次の4項目を挙げられた。
一つは言われたことしかしない人、
二つは楽をして仕事をしようとする――そういうことが可能だと思っている人、
三つは続かないという性格を直さない人、
そして四つはすぐに不貞腐れる人である。
省みて、深くうなずけるものがある。
多くの人生の達人が教える人間学のエキスは、いつ、いかなる状態においても、常に精神を爽やかに奮い立たせることの大切さである。精神爽奮。いつも颯爽としている。颯爽とした気分でいること。そこに幸運の女神もほほえんでくるということだろう。新しい年を迎え、時代はいよいよ厳しいが、いや厳しいからこそ、精神爽奮で臨んでいきたいものである。
私も、致知から教わった「精神爽奮」の言葉を以前からいろんな場面で使わせて頂いている(例えばhttp://jasipa.jp/blog-entry/6227)。「どんな仕事でも精一杯やる」こと、「いま、ここ」の重要性についてはいろんな方が言われており、当ブログでも何回か紹介させて頂いている(例えばhttp://jasipa.jp/blog-entry/8353)。新人の皆さんも、上司、先輩のアドバイスを素直に聞きつつ、自らも先哲はじめいろんな人の考え方を学びつつ、自らの日々を有意義で実りあるものにして頂きたい。頑張れ!新人!