”感謝“の心を、今一度考えて見ませんか!


当ブログでも、自分の幸せ、周囲の人の幸せ、会社の同僚の幸せのために”感謝の心“の必要性を説いてきた。当ブログで何回か登場して頂いた鈴木秀子さんの記事を紹介したい、鈴木氏は、80歳を超えても、今なお「幸せな生き方」に関して全国を回ってお話しされたり、本(「幸せになるキーワード」など)を出版されたりと大活躍されている。(記事は「致知2015.7」の連載「人生を照らす言葉」より)

北原白秋の様々な苦難を乗り越えた人生を顧みながら、「からたちの花」等の童謡を世の中に送り出し、50歳前後から視力を失ったあとも創作意欲は衰えず57歳で亡くなるまで著作は2000冊に及ぶ白秋の人生を「苦難を受け入れた時、深い幸せに気付く」と鈴木氏は評する。「1人ひとりが愛と幸せの発信地に」とのタイトルでの記事を紹介する。

私たちの幸せは他人から与えられるものではなく、自ら作り出していくものです。その時どうしても見落としがちなのがあたり前のことに感謝の気持ちを持つことです。私たちが日常生活で抱く激しい感情や深い悲しみ、爆発寸前の怒りは、海に例えれば大きな波のようなものです。波が強烈なだけに水面下に隠れている穏やかな喜びや静かな感動、小さな幸せは気付かないままに見過されてしまうことが多いのです。しかし、この当たり前のものに目を向けて行った時、そこにこそ一過性ではない本当の幸せが隠れていることを忘れてはいけません。それは、健康で生きていられること、歩いたり走ったりできること、働く職場があること、家族と団らんの時間を過ごせることといった些細なことで、いくらでも数え上げることが出来ます。もし、幸せと言うものが分からなくなったら、当たり前のように思える、この小さな幸せを一つ一つ数え上げて見たらどうでしょうか。ただそれだけで幸せ感覚が戻ってくると思います。当たり前と感じていた出来事に感謝の心が生れ、生きているその事自体に喜びを感じるようになった時、その人は既に「愛と幸せの発信地」となって、社会を照らしているのです。そういう人が一人、二人と増えていくことで、この社会もきっと明るくなるでしょう。

幸せはいつも自分の心が決める」相田みつをの有名な言葉を思い出させるが、幸せは身近なところに“あたり前”の形で一杯あり、考え方ひとつですぐ気づけるもの。幸せになるために“感謝の心”を自分の中に探してみませんか?

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