大変な目に遭いました…

先日、飛行機での東京出張はエライ目に遭いました。

それは、出張当日伊丹空港でチェックイン後、前の便が遅延しているのが判り自分の便は大丈夫かな?
と心配していたら羽田空港が濃霧のため着陸が困難で遅れているとのアナウンスが有りました。

最初は濃霧も時間が経つにつれ晴れるだろうと、高をくくっていました。そうこうする内に、前の便が50分遅れでようやく飛び立ちました。
次は、自分が搭乗する便だなと思った矢先、次の○○便は羽田濃霧のため天候調査で、発着が遅れるとのアナウンス、すかさず次のアナウンスは、次々便はなんと羽田混雑で欠航するとの事です。次々便登場の方はキャンセルや前便へ乗り換え手続きで、てんやわんやです。
私も心配になり、地上係員に次便の発着予定を確認すると遅れますけど、飛びますとのコメントに一安心。
しかし、それからが地獄の始まりでした。30分おきに繰り返さるアナウンスは決まり文句の様に”現在、羽田空港濃霧のため発着出来るか検討中”とだけ、発着の期待を持たせつつ欠航する判断が出来ないままズルズルと時間だけが過ぎる最悪のパターン、気がつけば3時間も空港ロビーで待機という悪夢、いつもはゆったり感の有るラウンジも発着停滞のため大混雑で殺気立ってピリピリする中、地上係員に商談に遅れると食って掛かるビジネス客がいたりと、殺伐した雰囲気でした。
羽田濃霧
(写真は当日の羽田空港(資料:毎日新聞より))

早く欠航の決断(伊丹空港と新大阪はそれなりの距離が有るので欠航の決定が無いと自ら率先してキャンセルし辛い)をしてもらえれば、今頃はキャンセルして新幹線に乗換て到着していたのにと恨み言を呟いたり、最初は1時間も遅れて大変だと蔑んだ前便の飛行機に、あぁやっぱりキャンセル待ちしてでも乗ってたら良かったと
悔やんだり、支離滅裂気味です。

しかしこれほどの事態になるとは当初予想もせず、今更ジタバタしてもと何時かは飛ぶだろうと、半ば諦めの境地というか、本日の自分の運の無さにホトホト嫌気が指していた所、暗闇に一筋の光が差し込む様なアナウンス ”急ではありますが、羽田行き○○便これから搭乗案内をするので搭乗口にお集まりください”との待望の報に歓喜です。
因みにあれほど悔やんだ前便は、結局混雑で羽田上空を旋回後に着陸できず少し前に伊丹空港に引き返したまま欠航便となりました。あぁやっぱり、この便で良かったなと、思い直しました。

何れにしても、当初より3時間半遅れで東京着して、本日の予定が大幅に狂ってしまいました。

これまで何度か、濃霧で遅延は有りましたが、ここまで酷い遅れは初めてです。これから濃霧の可能性が有れば事前に通知もらえる気象サービスがあれば便利だと思った出来事でした。