皆さん突然ですが
等価変換理論ってご存知でしょうか?
あまり聞きなれず、等価変換って怪しげにも聞こえます…が、実は長年に研究された理論「異なるものの中に潜む同じもの」であります、これは市川亀久弥博士が半世紀前にその理論を提唱された、創造性開発手法の一つです。
概要は→http://media.nuas.ac.jp/~robin/Jpn/note/equal.htm
具体的には、地震の多い日本にありながら、これまで数々の地震に耐えた五重塔がありますが、この構造を応用して立てた、東京スカイツリーなどもそうですね。
・水の抵抗を受けにくい、カワセミのくちばし -> 新幹線700系の先端部
・フラミンゴのくちばしの角度 -> ショベルカーの先端部のバケットの角度
・サメの鱗 -> 水の抵抗を受けにくい水着
等々上記例は等価の関係にあります。このように事例は枚挙にいとまがありません。
私自身、これまで等価変換の意識をもって、アイデアの発想はしておりませんでしたがこれからは中小企業にこそ、その着眼点が求められると思います。
今後は、等価変換を意識して、アイデアねっていきます。なお、等価変換理論の普及啓蒙活動をしている団体NPO法人日本創造力開発センター http://www.jcdc.jp/ があります、興味が有るか方はどうぞ。
加えて、等価変換理論の書籍は、多数出ています。上記HPに書籍の案内があります。参考までに。