「SI」カテゴリーアーカイブ

2014.10.25~2014.11.3までのfb投稿IT記事のまとめ☆

先週のfacebook投稿から「いいね!」が多かったIT関連の記事を中心に纏めました。

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再放送:2014年11月6日(木)午前0時40分~1時29分(5日深夜)総合|NHKスペシャル|医療ビッグデータ 患者を救う大革命 膨大なデータの固まり「ビッグデータ」が今、医療の世界の常識を次々に覆しています。ビッグデータがもたらす医療の新たな可能性に迫ります。 http://bit.ly/1wVGzHF 

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Amazon Kinesisの実用例としては、あきんどスシローがすし皿に取り付けたICタグの情報を収集したり、ガリバーインターナショナルが自動車の走行距離やガソリン残量などの情報を収集したりするのに活用している☆|Amazon Kinesis http://nkbp.jp/1tpklyE

10/31
IBMは人工知能型コンピューター「ワトソン」も活用して膨大なツイッター上の情報を解析し、企業の意思決定を支援するサービスを展開する☆|米IBM、ツイッターとビッグデータ解析で提携  :日本経済新聞 http://s.nikkei.com/1sHpDAl

噛むという行為には、脳の血流を活性化して痴呆の防止に役立てる、噛むことで出る唾液によって体調を整える、といった様々な効果や効能が既に見つかっているという☆|ロッテがウエアラブルデバイス、「噛む」を計測し”ガム離れ”防ぐ http://nkbp.jp/1rDWFRu

今まさに、過去のIT資産のしがらみの少ない中小・零細企業にこそ多くのチャンスがあると筆者は感じている☆|(4/4)記者の眼 – 中小・零細こそ業務にスマホを、“持たざる”者が“持てる”者を超えていく:ITpro http://nkbp.jp/1tVPBq5

10/30
テラスカイが手がけているクラウド・インテグレーションの案件は、現状では多くがアジャイル開発の形で進んでいると今岡氏は言う☆|これからは「クラウド・インテグレーター」という存在が重要になる! (1/2):テクノロジーでビジネスを加速するための実践Webメディア EnterpriseZine (EZ) http://bit.ly/103AYnp

10/29
銀座にICタグや赤外線マーカー、最近では近距離無線通信方式のBluetooth Low Energyを使ったいわゆるビーコンなども活用して、位置情報を使ったサービスを提供しています。GPSだけでは、都心部や地下では正確な位置情報が取れず、それを補うわけです☆|オリンピックと「その先」を見据えた都市インフラを作る http://nkbp.jp/ZZltga

10/27
東京工業大学と大手信用調査会社「帝国データバンク」が目指しているのは、中小企業などおよそ100万社の6年におよぶ取り引き状況や業績などのデータを解析するシステムです☆|Reading:ビッグデータで経営改善 システム開発へ NHKニュース http://bit.ly/1FOSqx0

10/26
平井和正のSF小説『アンドロイドお雪』の世界は近い!?|「不気味の谷」を超えた!?超リアルなアンドロイドが登場 #BLOGOS http://blogos.com/outline/97263/

10/25
先日のJASIPA第48回定期交流会での藤原さんのご講演でも打破すべきとお話頂いた多重下請け構造についての記事のまとめ☆|多重下請け構造 http://nkbp.jp/1rvb3wd


本日のプログレは、Hamburger Concerto by Focus 。74年の発売当時、畳み掛けるようなスピード感のあふれる演奏に圧倒されました。プログレをリアルタイムで聞き始めたのはちょうどこの頃です。

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小さなユーザ企業の経営者とお話して考えたこと。

小さなユーザ企業の経営者と話していると、ITを活用すると自社の仕事にメリットがあることは理解して頂けるのだが、では、IT投資をと、お金の話になると、1000万は疎か300万でもかなり渋い表情となる。ITのメリットをコスト削減あるいは売上増にうまく結び付けられないか、一時的に大きな出費が厳しいかのどちらか、あるいは両方が考えられる。やはりここは投資ではなく使用料あるいはシステムによって生み出された利益に連動するような課金が望ましいのではないだろうか。そこで、使用料あるい成功報酬のような事例を紐解いてみた。

まずは田中克己氏の著書『「ニッポンのIT企業」1 ~急げ構造改革~』からシンプレクス・ホールディングス、同社は金融系のフロントシステムを専門とする会社で、システム開発にあたって、ソースコードの著作権を持ち、開発したプログラムの部品ライブラリ化により生産性を向上させ、利益率を向上させる。そして労働集約型の人月ビジネスの次のステップとして行ったのが基本料、従量課金に加えて、システムを使うことで向上した収益に一定割合を課金する成功報酬を加える三段階方式の料金体系だ。

以前ANAで成果報酬型というのを見た記憶があったのでググってみたところ、[特報]ANA、新基幹システムでNTTデータと成果報酬型契約を締結という記事を見つけた。これは貨物の予約や搬入、積載などを支援する貨物事業向けの新基幹システムで、貨物が多いとシフテムの稼働とANAの売上が上がる。ANAの立場からだと『事業が好調で払える時には多く、払えない時には少なく』とう利点があり、NTTデータ側の狙いは「システム構築費用は工数に基づく料金をいただくのが基本だが、事業環境の変化が激しく、ITコストの変動費化を望む場合は、成果報酬型契約を結び、互いに成果とリスクをシェアすることが顧客との長期的なパートナーシップの構築につながる」とのことだ。

再び田中克己氏の著書『「ニッポンのIT企業」1 ~急げ構造改革~』から日本ユニシスの事例、システム財産のストックを行ったり、ソフトやハードそしてサービスなどのテンプレート化することで、それらの再利用を図り開発コストを削減する。そして再利用を促進するとともに企業のIT活用と効果に関する情報を蓄積してきた。そして、サービスによってユーザ企業に価値を提供し、月額料金や従量制そして成果報酬などの課金を行う。
成果報酬型のもっとも良い点は、ユーザー企業が儲かればSIerも儲かるという点で、SIerとユーザ企業の利害が一致することだ。そこでSIerは最小のコストで最大の収益を上げる動機付けになる。

成果報酬型のもっとも良い点は、ユーザー企業が儲かればSIerも儲かるという点で、SIerとユーザ企業の利害が一致しWin-Winの関係になることだ。そこでSIerは最小のコストで最大の収益を上げる動機付けになる。方向性としては悪く無いと思うのだが、現実にするにはいつくか大きな問題がある。ユーザ企業と調整する課題設定、そして課題設定などを議論するSEのコミュニケーション能力はもちろん大きな問題なのだがここでは割愛し、残る大きな問題である生産性について考える。

ユーザ企業と直接契約していたとしても、一般的な受託開発ではソースコードの著作権はユーザ側にあるので、プログラムの部品をライブラリ化するなどで再利用することが難しい、これについては生産性の高い開発ツールが強く望まれる。最近ではkintoneがとても評判が良いが、一私企業がやっているとどうしてもかつてのSQL-WindowsやPowerBuilderの衰退を思い出してしまう。ではOSSなら良いかというと、弊社が某大手ユーザ企業に提案して採用されとても生産性が高かったPythonで構築されていたZopeというのがあるが、当時はPython知名度も低かったこともあり、いっとき盛り上がった後衰退している。これからのIoEの時代には広くプラットフォームをカバーしているJavaベースの開発ツールが良いように思う。新時代の幕開けには「新しい考え方」と「新しい道具」が必要なのではないだろうか。

本日の一枚は、当時まだ開発されて間もないシンセサイザー(新しい道具)を導入したり、ハモンド・オルガンに馬乗りになったりナイフをさしたり(新しい考え方)してオーディエンスの度肝を抜いたキース・エマーソン率いるEL&Pで『タルカス/TARKUS』、1971年の発表、2012年にNHKの大河ドラマで挿入曲として使われたのは記憶に新しいところです。

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