MEAPって何だろう?

7月末にICT業界を驚かせたIBMとアップルとの提携でアップルが手にした大きな収穫の一つとして「MEAP」が挙げられていた。そして9月1日付けのITproには『2500人が使う営業スマホアプリを第一三共が開発、「MEAP」を使い開発期間わずか2カ月』との見出しが躍った。

さて、MEAPって何だろう?分からないときはGoogle先生に聞くがICT業界のデファクトスタンダード、さっそく聞いてみました。どうやら、調査会社のガートナー2008年にはじめて使った言葉で「Mobile Enterprise Application Platform」の省略形です。ガートナーは自社のモバイルソリューションが次の三つの条件が必要とされる場合MEAPを検討を推奨している。(MEAPの定義ではない)

1.三つ以上のモバイルアプリケーションをサポートする。
2.三つ以上のモバイルオペレーティングシステム(OS)をサポートする。
3.少なくとも三つのバックエンドデータソースと統合する。

コンシューマにiPhone、iPadそしてAndroidなどのスマートデバイスが爆発的に普及する中、その新しい波は従来のような机上のPC以外での現場の仕事などを中心にエンタープライズを巻き込んで大きなうねりとなり、多様なOSやデバイスに対応しバックエンドデータへのアクセスをスムーズに行いかつ開発・管理運用のコスト削減することが急務となった。そこで提唱されたアーキテクチャーあるいは考え方が「MEAP」だ。

機能としてはサーバー側、クライアント側そして開発・運用管理と大きく三つに大別され、サーバー側は更に二つに分類され、データソース連携機能、そして、ユーザ認証、プッシュ通知、オフライン同期、ロギング等、モバイルアプリで必要となるサーバ共通機能。クライアント側は多様なOSでの開発を容易にするクライアント側のSDK。開発・運用管理は開発環境やアプリ配布、更新、利用・セキュリティ・デバイス管理など。

MEAPの一部を切り出したような仕組みとしてBaaSがある。これはMEAPのサーバー共通機能にコンシューマ向けアプリ用にGPSを活用した位置情報サービスとの連携やTwitterやFacebookなどSNSとの連携などが加えたものだ。また、MEAPの開発・運用管理はDevOpsの自動化の仕組みとも重なっている。

本日の一枚はスマートデバイスが普及する引き金となったのがアップル社のiPhone、ということで何のひねりもなくan Apple a day by Apple 1969年の発表、まだプログレが未分化の時代にその礎ともなったサイケデリックロック♪

Apple

参考URL
http://en.wikipedia.org/wiki/Mobile_enterprise_application_platform
http://begirama.hatenablog.com/entry/2013/08/27/151154
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1209/28/news146.html