企業IRでのホームページ活用のポイント

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社外監査役をしている会社でソーム・人事部門の監査を行った。総務部門では株主へのIR、一般PR、広報についてどうすればよいかが話題になった。

IR、一般PR、広報でのインターネット活用では若干問題が有るように思われた。ホームページは昨年大幅にリニューアルして企業の顔として恥ずかしくないものになった。

しかし定期的に更新する仕組みが未だ出来ていない。ホームページの企画・更新担当部門は企画室で集中的に更新を行っている。その結果工数的に多頻度の更新は不可能になっている。2、3ヶ月に一回のアップデートしか出来ない。そこでPVの数値が下がる。

 やはりコンテンツの最終的な更新担当部門が自分で更新する仕組みが大切だ。総務はIRの情報を、経理は財務情報を、人事は採用情報を、営業は新商品・新サービス情報を、研究は例えば特許情報を、企画は会社の経営状況を出来る範囲で、それぞれ自分で更新・公開することが重要だ。こんな初歩的な対応が出来ていない企業が実に多い。システムの問題もある。投資家もこれを見てこの会社への投資を総合的に判断できる。

人間関係でも同じだが自分をある程度さらけ出さない人は信用されないし、お友達も作れない。どちらの場合にも若干のリスクはある。「虎穴に入らずんば、虎児を得ず」かな。

1件のコメント

  1. >それぞれ自分で公開することが重要>自分をある程度さらけ出さない人は信用されない共にブログが解決してくれる、ということですね!

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