真冬のサンクトペテルブルグへ2 2月22日

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7時にモーニングコール、8時半までが朝食の時間だ。ホテルのレストランは食材も豊富で高級食材が多く、とても美味しかった。オマケにピアノの生演奏つきだ。

9時にホテルをバスで出発し、すぐ近くの芸術広場でロシア美術館の写真を写したりした。

ロシア美術館、宮殿橋、海軍博物館

途中で写真を写したスモーリヌイ聖堂(帝政時代に貴族の女学校になっていたこともあるという何となく優雅な佇まいの建物だ)。10時過ぎだが夜があけ切っていない様子で何となく暗い。

蜂起広場へ行き、さらにネバ川の橋を渡って、日露戦争でも活躍した巡洋艦「オーロラ号」を外から見た。

ネバ川(半分凍っていた)。対岸が綺麗に見えた。川のこちらがわはエルミタージュ美術館だ。

ぺテロハバロフスク要塞

更にぺテロパブロフスク要塞をグルット廻って又対岸の血の上の救世主教会を見学に行った。葱坊主の尖塔を幾つも持ったロシア独特の教会で、中に入るとやたら立派で金をふんだんに使ったモザイク模様が美しかった。

血の上の救世主教会の外観

数々の改革を行った皇帝アレクサンドル2世はここで暗殺されてしまった。これを悲しんだ息子のアレクサンドル3世がこの場所に「血の上の救世主教会」を建てたのだ。殺された場所が当時のままに保存されていた。帰りに後ろを振り向くと教会の葱坊主が輝いていた。

昼食はネフスキー大通りとモイカ川の交差点にあるストロガノフ宮殿へ行った。宮殿はエルミタージュ美術館の分館になっているが今回は美術は関係無しに、立派な館内のレストランで例のスープ状のビーフストロガノフを食べた。余り美味しくはなかった。ビーフは「固体」ステーキを切って食べた方がはるかに美味しい。

高級なストロガノフ宮殿のレストラン「アンピール」のインテリア

おみやげ物店のショーウィンドウ、琥珀がここの特産だ。

ロストラの灯台

午後は工芸博物館を見学に行った。民具など置いているのかと思っていたが、建物自体も元宮殿で、展示されていたのは全部貴族の使った家具や調度品だった。イコンやペチカなど生活に密着したものが多かった。歌では聞いたことのあるペチカを始めて見た。金を大量に使い華やかさで昔ヨーロッパの貴族に愛されていた薩摩焼きの大きな壺もあった。

展示品

団体での観光終了後、妻とサンクトペテルブルグのメインストリート「ネフスキー通」を散歩した。

まるでパリのように通りから一歩入った所に高級品店の集った「パッサージュ」があった。

泊った部屋が最上階のペントハウスで、広いバルコニーがあったのでここからの夜景を楽しんだ。ライトアップされたロシア美術館とその前の芸術家広場が綺麗だった。

部屋の夜景。NHKの海外放送も見られたがテレビは韓国のLG製だった。今までは海外の何処へ行ってもSONYだったが今では殆ど見かけない。残念なことだ。

忙しい一日がやっと終わった。お疲れさん!

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