スーパートスカーナの中心地「モンタルチーノ」「モンテプルチアーノ」(13.9.1)

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今日はスーパートスカーナの中心地「モンタルチーノ」「モンテプルチァーノ」へ行くことにした。思ったよりも時間がかかってモンタルチーノへ着いた。狭い道を対向車がかなりのスピードで飛んで来るし、カーブではセンターラインをオーバーして迫って来るのでかなり神経をすり減らした。疲れて走っていたらモンタルチーノの駐車場マークが出て来たので思わず車を入れてしまった。丘の頂上にある立派な町でドオゥモ、幾つかの教会、ワイナリーやエノテカなど何でも揃っており突端の要塞にはレストランがあり皆食事中だった。

町の遠望(高い丘の上要害の地にある。イタリアの古い町は皆丘の上だ)

町の街路(どの方面へ行っても最後は要塞の上のビューポイントへ出る)

過去における富の蓄積が偲ばれる立派な教会

町のはずれには堅固な要塞があり今は立派なレストランだ

さすがスーパートスカーナの中心地「モンタルチーノ」町にはエノテカやワイナリーの直売所がいっぱいある。

駐車場の券を1時間だけしか払っていなかったので、急いで駐車場へ戻る感じになった。ちょっと道に迷い焦ったが何とか数分の遅れで駐車場を出られた。モンテプルチアーノへ急いだ。

モンテプルチアーノは鉄道の便の悪い所なので駐車場は整っていた。20カ所くらいあった。そのうちの一カ所に駐車してドオゥモに向けて歩いた。ポルトの手前で料金を取っていた。どうして払わなければいけないのだと聞いたら若者に変わって英語で「今日はお祭りで有料なのだ」と言っていた。1人2.5ユーロだった。

モンテプルチアーノはワインの町だ。至る所にワインセラーがあった。お祭りで休みの所も多い。祭りの競技もワインの樽ころがしだ。「世界中へワイン届けます」の看板もあった。

ドオゥモへ上る途中の開放的なレストランで昼食を取ることにした。ここの食事もおいしかった。道の両側に広場があり多くの人たちがお祭りの選手の到着を待っていた。

古い町並み

ドオゥモの前の広場で地区対抗の旗振り競技が行われていた。旗手が先頭で古代の衣装に身を包んだ女性や男性が続き、旗投げの選手や楽隊が続く。

広場にはドオゥモの他に市役所や宮殿などが面しており、窓から覗いている人たちもいた。

オシャレな横丁とその先に広がるトスカーナの肥沃な大地

高い台地にあるので横町を進めばどの方向へ行っても城壁にぶつかりその先は広大なカンポ(畑)だ。

帰りもブオンコンベントの先で迷った。細い未舗装の田舎道やカーブが多くアップダウンが激しい道路を延々と走らされた。9時半ころにやっとホテル?へたどり着いた。元はと言えばアグリツーリスモがいけない。立地が悪い・・・