誕生日祝いで金沢観光2(能登半島ドライブ)

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今日は能登半島を車で回り、小松空港へ出て飛行機で羽田へ帰る段取りだ。ホテルをチェックアウトしてJR金沢駅近くのレンタカーオフィスで車を借りた。日産のTIIDAだった。割合に走りのいい車だ。インターネットで妻が予約した。非常に安い値段だが保険のカバレージが一寸低い感じだった。

能登有料道路で輪島の近くまで行って、輪島で散策して東へ廻り能登半島の東側を走って氷見から北陸自動車道で小松へ行く計画だった。先ず能登有料道路入口の看板が分かりずらくて迷った。大回りして戻ってやっと入れた。とても不親切な案内板だ。

地図では繋がっているのに暫く行くと料金所が小刻みに出てきた。ETCは使えない。しかも無料の区間や有料道路が無くなってしまう区間まであった。地元の人は無料区間だけ走って済ませるのだろうと勘繰った。これでは外国人から沢山のお金を巻き上げようとしている後進国の心情と何ら変らない。

しまいには道路案内が分からなくなってしまい、暫く走っていたら左に海があるはずなのに、海が右にあり左には鉄道が走っていた。何と能登半島の東側に出てしまったのだ。輪島へ行くためにはかなり無駄な回り道が必要になるので輪島は諦めて、能登半島東側の海岸線に沿って北上した。穴水まで行き、うろうろして小松へ行くことにした。

日本は自動車のハードウェアを作るのは先進国だが利用面(ソフトウェア)は後進国だ。信号制御等の交通制御もなってないし、道案内も極めてお粗末だ。私は外国人が車を運転してドライブ旅行が出来るかどうかで先進国と後進国を分けている。アジアでは大半の国で外国人の運転は危険だ。オーストラリアでは左側通行であることも含めて快適に外国人でも運転が出来る。日本は危険ではないが道案内等が英語で整備されていないので事実上運転は出来ない。中国、韓国、台湾は皆の運転が荒いので危険だ。インドネシアでは日本人が運転していると竹の棒で停められて身包み剥がされるそうだ。バリ島は例外でオーストラリア人などは車やバイクを沢山運転している。

根木海岸の駐車スポットで案内版見ていたら、すぐ近くに妻の母の実家加賀藩長家の長谷部神社があることが偶然分かったのでそこへ行くことにした。

根木海岸の駐車スポットと案内版

長谷部神社へ車を走らせていたら突然「大仏はこちらです」の看板が出てきたので、行き過ぎていたがバックして右折し参拝した。何故ここにこんな立派な大仏が突然あるのか最後まで分からなかったが、大仏、灯篭や3重の塔など比較的新しくてしかもよく整備されていた。

長谷部神社は割とシャビーな神社だったが灯篭と庭のツツジが良かった。隣には長家博物館があり昔の写真やガラクタを展示していた。

長家資料館と周りの環境

次いでついでなので長家のお城だった穴水城跡へ行った。城への道は細くて心配なほどだったが一応整備されていた。笹などが生い茂り何もなかった。城のすぐ近くの駐車場には車が一台だけ停まっており電気工事の人が昼寝をしていた。

穴水から和倉まで行く間の日本海の景色


同じく能登島の遠景と能登大橋(小松までどの位の時間でいけるのか見当が付かなかったので能登島へは渡らなかった。結果的には小松では時間が余ったので見ておけば良かったなと思ったがそれこそ後の祭りだ。)

昼が近づいて来たので氷見まで行って昼食をと考えていたが中々氷見は遠かった。2時半までに着かないと昼飯が終わってしまう恐れがある。そこでより近くにある和倉温泉の海鮮市場の鮮魚料理を食することになった。かなり急いで2時前に着いた。道は込んでないが一車線で追い越し禁止で地元の人は運転が遅いのでしばしばストレスが溜まる。魚市場の2階にある海鮮料理「漁師屋」でまたまた海鮮丼を食べた。金沢近江町市場の海鮮よりは一寸ご飯の見える部分が多いが千円も安かった。これもとても新鮮で美味しかった。

和倉から氷見への道

食後暫く走って氷見へ行った。以前に仕事でお付き合いのあった北陸銀行の方が「魚は絶対に氷見だ」と言われていたのを思い出したからだ。実際に来て見るとそんなに立派な漁港ではなかった。和倉温泉の方が広くて市場も立派な感じだった。聞くと見るとは大違いだ。

氷見のインターチェンジから北陸自動車道で小松空港へ急いだ。一部対面の部分があり遅い車が多くて焦ったが、空港前のレンタカーオフィスには余裕で着いた。羽田の気流が悪く機材到着遅れ、出発が30分遅れるとのアナウンスがあった。暫くしたら15分遅れで済むことになった。飯田橋の家には11時頃に着いた。昨日は5時に起きて今日は遅い到着でお疲れ様でした。旅には結構体力もいる。