美術館を見た後、直ぐ隣りの兼六園へ行った。何回も来ている筈だったが、すっかり忘れていたので新鮮で楽しかった。
金沢21世紀美術館からの兼六園への登り道(真弓坂口)
緑濃い庭園は日本庭園の魅力に溢れていた。高低差を利した噴水や急な水の流れが庭園に「動の魅力」を加味していた。何回来ても、季節ごとに楽しめる庭園だ。小石川後楽園のほうが人工的な風趣はずっと上だが、兼六園はゆったりと雄大に構えている。形が琴の弦を支える駒に似ていることから名づけられた琴柱灯篭(ことじとうろう)は金沢独自のものだ。尾山神社にもあった。
兼六園メインのお池
根上がり松などのその他の兼六園スターたち
その後直ぐ隣りの前田家13代の母堂のために造営された成巽閣を見に行った。昔の人形などが展示されていた。謁見の間と群青の間が特徴的だったが余り面白い建造物ではなかった。
東屋でソフトクリームを食べている時に隣りにいた和歌山県から来た人が石川県立歴史博物館が素晴らしいと言っていた。そこで見に行くことにした。