お天気が良かったので千鳥が淵へ花見に出かけた。靖国神社を横切って行った。千鳥が淵の手前にあるインド大使館でオープンハウスをしていた。カレーライスやタンドリーチキンなどの屋台が出ていた。初めてだったのでとても面白かった。インドへ行ったばかりだったのでインド料理の美味しさも分かっている。しかし何も食べないで千鳥が淵へ行った。早く行かないと光が変わってしまうからだ。
千鳥が淵のメインの通りは非常に混んでいた。LED照明できれいだそうだが昼間なので関係ない。途中まで行って専らお堀を挟んだ両岸のサクラを写した。ボートに乗っている人もいた。面白い風景になっていたのでボートも入れて写真を構成した。何前か傑作が出来た。
桜が咲き誇った様は何となく異様だ。つまらない風景も突然雅な華やぎの世界に変貌してしまう。が残りの時間は無骨な桜の樹を見るだけだ。刹那の楽しみを求めて残りの11ヶ月2週間はじっと耐えるのだ。日本人はこの様な風景を何年も見てきて散り際の美しさとかに憧れてしまう。咲き誇る一面の桜を見ていると不安がよぎってくる。こんな事は長続きしない。「再々年々人同じからず」。