西伊豆海岸へドライブ旅行1

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妻が旅行クーポンを持っていたので西伊豆へ2泊の旅行に出かけた。九段からあざみ野までは前日にレガシーで行き、あざみ野から下田まではMAZDAロードスターをオープンにして出かけた。天候が気になったが幸いに曇りから晴れになった。

あざみ野から16号線、横浜横須賀道路、逗葉道路、鎌倉・江ノ島の海岸を走り、西湘バイパスから、熱海道路など幾つもの有料道路を経由して下田へ行った。行きは全部妻が運転した。オープンカードライブの醍醐味を満喫できたようだ。

湘南は混むので8時半にあざみ野の家を出て何処も止まらずに一気に10時頃には真鶴へ着いた。真鶴岬では魚市場の見晴らしの良いスポットで海を見ながら朝食のお握りをほお張った。何時もは2階のレストラン「魚座」で鮮魚の定食を食べるが、今回はお弁当持参なので、市場の突堤での食事になった。周りは釣りを楽しむ人たちで一杯だった。この漁港は漁船とプレジャーボートが共存している珍しい港湾だ。

奥石廊崎(石廊崎灯台は見えない。石廊崎は駐車場から灯台までかなりの距離を歩いていかなければならない。ここもなかなっ景色の良いポイントだった。ここには6基の風力発電があった。風の強い所のようだ。)

下田には立派な道の駅があり、そこの回転寿司で昼食を食べた。人気があり満員で10分ほど待ってから入った。名物の金目鯛の寿司も食べたが身が柔らか過ぎて余り美味しくなかった。今日宿泊する下田プリンスホテルを先に確認してから、下田市内の観光スポットへ行った。

下田公園の駐車場にパークして、下田開港記念碑や米国カーター元大統領のレリーフなどを見て、ペリーロードを見た。ペリーロードは元色街だった通りをペーブメントを敷き綺麗にしたものだ。了仙寺まで続いていた。下田は何回か来ていたが初めてこの通りを歩いた。ヨットハーバーがあり、クルーザーを自宅の桟橋に係留した金持ちの別荘もあった。下田の町は寂れていた。暫く来た道を戻って下田プリンスホテルへ行きチェックインした。このホテル最高の部屋「キャプテンルーム」へ泊った。ベッドルームとリビング・ダイニングが続き部屋になったスイートルームで、海が真下に見えて窓を開けると「ドドーン」と潮騒に怒迫力があった。

岬の突端にあるので海の眺望が絶佳だ。部屋は広いが昔の日本人の感覚で内装がなされているので一寸エレガンスに欠ける。

パソコンを持ち込んでいたので、WIMAXを確認したが接続できず、オフラインで出来る「メルマガ」の原稿書きをした。両方の部屋に薄型テレビがあった。妻が隣の部屋でテレビを見て、私はもっぱら仕事をした。原稿を書き上げて、温泉に入りメインダイニングで夕食を食べた。

コース料理で6千円と4千円のコースがあり二人で適当に分けて食べた。同じものだけだとリスクが多いから分散した。どちらも結構美味しかったので結果は4千円のコースを2人前オーダーした方が良かったが、これは結果論だ。

お酒は生ビールと地元の日本酒の大吟醸と赤ワインのビッキエーレを注文した。生ビールは美味しかったが大吟醸は今一だった。ワインは可もなく不可もなかった。レストランにはお客は10分の一も入っていなくて寂しい位だった。下田は夏だけの観光地で秋から春にかけては観光業も大変な感じだ。

海の際を走るドライブはカーブと山坂の連続で「Fun to Drive」に満ちている。オープンカーならなお更だ。箱根のターンパイク、伊豆スカイラインと組み合わせれば海岸ドライブの醍醐味と山岳コースドライブの爽快さが相乗効果を生み出し「ブランド化」出来るはずだ。「海彦・山彦コース」などと命名して有料道路の「通し格安料金」を打ち出せば観光客は沢山行くはずだ。規制の壁を乗り越える努力は欠かせないが・・・ 自動車メーカーも「Fun to Drive」を口先で宣伝するだけでなく具体的な提案が必要だ。ミシェランだってやっている。