お呼ばれであざみ野うかい亭へ

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8月に妻の母親が亡くなり、先般法事も済ませた。その折に母の妹(伯母さん)から「Mちゃんには姉が大変お世話になったので一度あざみ野うかい亭でご馳走したい」との提案があった。勿論丁寧にお受けすることになった。5,6年前に駅から5,6分の所に「うかい亭」が出来ていることは知っていたが高そうなので行った事がなかった。

中に入ってみると中々お洒落なつくりで、家具や調度品もガラス器なども立派だった。バカラやクリストフルの食器やドームのランプやオーナメントが一杯だった。これらは一度買えば壊されない限り磨けば輝くので人件費だけが問題だが。

鉄板の台を囲んで7,8人の席が設えてあり、その真ん中へ妻と二人で座った。今回の招待席は妻が主役で私は言わば刺身の端だ。

鮑や和牛などの最高の日本の食材でもてなして頂いた。どれも皆美味しかった。パリでも結構美味しいものを食べたが、エスカルゴよりもパリから帰ってから食べたサザエのつぼ焼きのほうが美味しかった。フォアグラよりもあん肝の方が美味しいこともある。今回は美味しいフォアグラをパリで食べたのであん肝は負けたと思った。

あざみ野うかい亭の設え(門と内部)

料理(オードブルとかぼちゃのスープ)

料理人さん(コックかな?ここでは焼くだけなので正確にはコックではない。)嬉しそうに仕事をこなしたいたのが印象的だった。良くサービス業ではCS(顧客満足度)工場のためにはES(従業員満足度)を上げなければいけないと言われているが本当だと思った。

コースメインの料理

デザートは2階の別室で頂くことになっている。鉄板焼きの台の稼働率を上げるためでもある。ここまで食べてもまだ十分に余裕があるのは日本料理の良さだ。フランス料理でこんなに沢山の品数をオーダーしたらビックリするような大量のデザートの前で死亡確実だ。

折角我が家の近くまで来て頂いたので帰りに、我が家に寄って頂くことになった。その様な事態もありうると思い私は家の内外を綺麗にしていた。妻は用事があり今日はずっと東京で、6時の「うかい亭」集合に直接現場へ来ることになっていた。心配していた様子だが「想定内」と言って安心させた。