ホテル隣のチュイルリー公園(中々立派な公園でセーヌ河を挟んでオルセー美術館、東にルーブル宮殿、西にコンコルド広場そして北には我々が泊っているセントジェームス&アルバニーホテルがある)。
朝食はホテル近所の安いレストラン(写真のサンドウィッチ5ユーロ。量も結構多い。)で軽く済ませて、そそくさとオルセー美術館へ向かった。チュイルリー公園の直ぐわきにあるホテルからは歩いてセーヌ河に掛かる木製の橋を渡り、6,7分で着いた。結構混んで長い列が出来ていたが「ミュージアム・チケット」を持っていたので別の入口から直ぐに入れた。オルセー美術館は印象派の殿堂でモネーやシスレーの絵が素晴らしかった。印象派の絵の評価はかなりの部分好みで決まってしまう。館内も結構混んでいて落ち着かない感じだった。
一寸だけ写真を写した。元停車場だったので大きな時計が印象的だった。レストランは準備中なのにもう沢山の人が並んでいた。外へ出てやっと落ち着いて美術館の外観を写した。フランスの主だった都市を象徴している女神像が腰掛けて並んでいた。座った女神は珍しい。年取っているのかな?
1時間の予定が1時間45分オルセー美術館に居て、又オープンバスツアーのバスに乗り込んでマドレーヌ寺院までいった。ここで別系統「モンマルトル」のバスに乗り換え、クリシー広場、北駅、東駅、共和国広場まで行き、ここでメトロに乗りバスチーユまで行った。ここから歩いてボージュ広場まで直ぐだ。
この広場は我が家の油絵に描かれている広場で、もう一度行って見たい広場だった。ボージュ広場にはビクトル・ユゴー記念館があり、じっくり見た。住んでいた所だそうだが、実に贅沢なつくりと調度で、裕福な階級でないとあの時代には文学も哲学もありえなかったことが分かった。
ボージュ広場は王侯貴族が住んだロの字型のレンガのアパルトマンに囲まれたかなり広い四角の広場だ。今は市民の憩いの場所になっている。庭を囲んで回廊がありそこに多くのギャラリーが店を連ね、レストランも2軒あり皆車で来てワイン一本くらいを開けて帰っていく。車から見るとかなり裕福な階級の人が多いようだ。回廊の奥には高級なプチホテルがひっそりと佇んでいた。
ボージュ広場の回廊
ボージュ広場の一画にあるレストランで昼食を取った。美味しかった。この店もアメリカ人の観光客が多かった。朝が軽かったのでボージュ広場に着き次第昼食をと考えていたがレストランがアメリカ人の団体で混んでいたので先にビクトル・ユゴーの記念館を見た。アメリカ人もフランスは不得意で団体で来るのだ。