今回は台北駅近くのシェラトンへ泊った。エグゼクティブフロアと言うことで、14,15,16階はエレベータもセキュリティ上カードキー挿入で停まるようになっていた。朝食付きで、夕方はハッピーアワーの17：00から19：00までは１６階のエグゼクティブサロンではシャンパーニュを始めワインなどが飲み放題で、かなり凝ったバイキングの夕食（おつまみ？）も用意されていた。
今日は妻がまだ行ったことがないということだったので、故宮博物院へ行くことになった。地下鉄で土林駅まで行き、バスで故宮博物院へ行った。中々所定のバスが来なかったので心配になったが暫くしたら立て続けに来て程なく博物院へ着けた。
博物院では例によって白菜と肉を見た。今まではもっと良い博物館かと思っていたが余りたいしたことはないのではと思った。美術的な意味のないものが多く、歴史的な意味が多いからだと思う。中国にあった絵と台湾に別々にあった一対の絵が360年ぶりで一緒に展示されていた。象牙で17層までの玉が彫り込まれた象牙細工があった。作るのは非常に大変だとは思うが美術品としての価値は今一だ。白菜の彫り物も偶然あのような形の翡翠が見つかったということだろう。
故宮博物院の隣りにある庭園「至善園」を見ることにした。前に２回来た時には気が付かなかったが、今回は一緒にバスを待っていた台湾通らしい日本人が教えてくれた。故宮博物院からショートカットの入口があったが誰もいなく自動化されたゲートは壊れていたので、横から入った。庭園は中々素晴らしいものだった。やはり他の中国式庭園と同じ様に庭そのものではなく、建物に庭の中心があるように感じた。下右端の写真の廊下はカーブや高低差などで実に美しかった。
ホテルへ帰ってしまってから土林駅まで行ったのなら、蒋介石の別荘を見て来れば良かったと思った。後の祭りだ。
一旦ホテルへ帰り、ハッピーアワーのサービスで、エグゼクティブサロンでシャンパーニュを飲み一寸したスナックを食べた。
休憩してから夕食を食べに台湾料理店「欣葉」へ行くことになった。新光三越の８階と聞いていたが、幾ら探してもない。気が付かなかったが、三越はこの近辺だけでも３カ店あり、ビルを間違えていたようだった。この店は前に行った欣葉本店と違いモダーンな内装だった。広くてお客も沢山来ていた。美味しかった。やっと台湾料理の美味しい店に出会えた感じだ。ハッピー！