一昨日横浜の家へ帰り、地方選挙への立候補者名を見た。これでは選びようがない。市会議員も県会議員も県知事も碌な人が出ていない。人格・識見・政治力ともに優れた人が立候補出来るような、又立候補するような政治的土壌を作り上げなければこの国は終わってしまう。皆が政治に無関心過ぎるのだ。
東日本大震災でもその後の東京電力の原子炉の破壊による危機対応でも政治の無力と政治家の無能力を嫌と言うほど見てきた。嫌だなーと思っているところへ東京都知事に石原慎太郎が当選確実とのニュースが入ってきた。実に情けない話だ。
フランスを始とする先進国では首都の首長が国政を担う事例は幾らでもある。賞味期限切れの78歳の老人が東京都の知事になるなんて、情けない。都民も民度が低すぎる。他に選べる人財が立候補していないのも問題だが、これは地方選挙に限ったことではない。国政でも同じなのだが・・・
フランスではパリ市長だったシラクが大統領になったし、首都ではないがニューヨークのジュリアーニ市長が大統領への立候補が取りざたされた。78歳の老人では自分が生きていくだけで精一杯で知事の職務に精勤出来ないのではないか。今でも週に2,3日しか都庁には出勤してないそうだが・・・
東日本大震災に対して「奢れる人びとに天から鉄槌が降りたのだ」と放言した無神経な文学者?小説家?(文芸作品は書いてないが)が首都東京の知事であることに対して天から鉄槌が降りるかも知れない。怖い世の中だ。