アンコールワット旅行1

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29日はアンコールワット2日目は今回旅行のメインテーマであるアンコールトムとアンコールワットへいきなり行くことになった。

午前中にアンコールトムへ行き、午後アンコールワットへ行った。光線の関係で午前中は逆光になるので、アンコールワット観光は午後の方がよい。

アンコールトム

アンコールワット観光の後で映画「ツーム・レイダー」で有名になったタプローム寺院へ見学に行った。ガジュマルの木に絡め取られ、潰れてしまった寺院は、日本式に言えば「盛者必衰の理」を表しているようだ。それにしてもこれは聞きしに勝って凄い。ガジュマルの木はこうなればもう「主役」で観光資源として表彰ものだ。

夕方はプノンバケンの夕陽を見に行った。すっかり疲れていたので象に乗って山へ上がることにした。3m以上上の台から象に乗る。象の背中にゴンドラが結わえ付けられており横に長いので山道を象が歩くと崖が真下に見える。道は結構狭いし、しかも象が歩くとすごく揺れる。もし象が道を踏み外したら、真っ逆様に崖を転げ落ちることになるので冷や冷やものだった。途中で象は崖の方を向いて木の葉っぱを食べようとして象使いに怒られていた。

象から降りてほっとしたがこれから急な階段を這い上って、席取をして夕陽を鑑賞する。赤道近くなのでそうなのかはっきりしないが、夕陽がいつまでたっても落ちない。釣瓶落としが日本の常識だがここの夕陽は日本と違って悠々として居座っているのだ。ガイドが迎えに来る時間になっても夕陽は落ちなかった。赤道直下なので夕日はゆるゆると落ちるようだ。これは正に「沈まぬ太陽」だ。アフリカと一緒なのだ。

夕食時にはカンボジア伝統の舞踊を鑑賞した。衣装は立派だったが少なからず退屈した。食事もこのようなレストランの例に漏れずあまり美味しくはなかった。隣りのテーブルへ座ったスウェーデンからの観光客と英語でしばらく歓談した。