映画「ソーシャル・ネットワーク」を観た

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NPO法人「JASIPA」のPR委員会の終了後、住吉さんの勧めで渋谷のシネパレスで、映画「ソーシャル・ネットワーク」を観た。

SNS「Facebook」を立ち上げたハーバード大学の学生のマーク・ザッカーバーグをモデルにした映画だ。Facebookは2010年4月時点でユーザー数は4億人、サイトへの訪問者は毎月5億人となっている。創始者で同社CEOのマーク・ザッカーバーグは2010年に「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位に当時25歳の最年少でランクインし、推定総資産額は約40億ドル(約3574億円)というとんでもない怪物となった。本人はこの映画の内容を是認していないそうだが・・・

この映画を観るとハーバード大学の雰囲気や学生の前向きで戦闘的な気質などが恐ろしいほどに良く分かる。草食系と自他ともに許している日本の学生などは食い殺されてしまう。名門校というと何となく上品でひ弱さ(運動能力に欠けるとか)を感じるものだが、この大学はアメリカそのもので、筋骨りゅうりゅうで肉食系そのものだ。学生同士で訴訟をするとか殺されるのではと恐れるくらいに抗争が激しい。このような風土から選りすぐりでアメリカの指導者が出てくるとしたら、2世議員で構成されている、ひ弱で頭の悪いN流大学出の日本の政治家が対抗できる訳はない。政治的立場が弱いのでより高い能力が要求されるのだが・・

ハーバード大学等のアイビーリーグの名門校へ留学すると起業に走る若者が日本でも多いのはこの映画を観てうなずけた。それにしても、米国等へ留学する日本の若者が減ってきているのは極めて問題だ。

「ソーシャル・ネットワーク」の公式サイト