冬の上海へ1(上海到着)

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5:30に起きて、7:30に成田へ着き、9時19分発のJL便で、12時30分に上海へ着いた。日暮里から成田へ36分で行く京成のスカイライナーは実に便利だ。九段発なら羽田と余り変らない。全くのフリーな旅行なので、上海浦東空港からはホテルまでシャトルバスで直行することにしていた。でも幾ら探しても、何人かに聴いてもシャトルバスの乗り場が分からなかった。仕方ないので急行路線バスでホテル近辺の地下鉄「静安寺」駅まで行き、そこから地下鉄を乗り継いで「峡西南路」駅で降り、ガーデンホテル上海(オークラ系のホテル)へ歩いていった。ホテルへは目印になる映画館が駅の真前にあったので4分ほどで難なく着けた。地下鉄を降りると方向が分からなくなり反対方向へ行ったりすることが多い。荷物を持って道に迷うのはきつい。

ガーデンホテル上海は、洋風の広い庭園を持った邸宅風の立派なホテルだ。日系とはいえ、尖閣諸島での衝突で日本人客が激減しており、宿泊客やレストランの利用者は大半が中国人だった。すっかり現地化したとも言えるし、怯えた日本人が姿を隠したせいなのだとも言える。騒動の最中に北京にいたがどうってことはなかった。日本人は怯えすぎなのではないか?これでは甘く見られる。勿論リスクマネジメントは大切だ。団体で目立たなければ良いのだ。このホテルのある地域「錦江」は元のフランスの租界でこのホテルもフランスのお屋敷を改装したものだ。後ろにタワーを建て増したようだ。庭園がとても綺麗だ。

ホテルで一休みし、明日の蘇州行き新幹線の切符を買いに、上海駅まで地下鉄で行った。金曜日で5時を過ぎると駅も混むので、急いで行った。駅は乗車口と降車口が分かれており、切符売り場も近距離と遠距離が別の場所にあり、例によって親切な案内板は一切ないので新幹線の切符売り場まで辿り着くのは結構大変だった。対人の窓口はなく、全て自動機で買う。妻がオペレーションをした。窓口で買うのは駅の近所にある代理店みたいな所を利用するシステムのようだ。券売機の操作は比較的簡単で、9時台の行きと6時台の帰りを予約した。

更に急いでホテルへ帰り、ホテル内のJTBで明後日の杭州行きのオプショナルツアーを予約した。杭州は広くタクシーも少ないので個人旅行は難しい。

どこかお洒落なレストランで食事をしたいと考えていたが疲れたのとJTBでホテル内の中国料理店の割引券をくれたので、ホテル内で上海蟹を食べることにした。この中華料理店はインテリアも立派で、料理は大変美味しかった。ホテル内での食事は往復の面倒がないので実に快適だ。オードブルからフルーツまでのフルコースで上海蟹は綺麗に取り分けてくれた。二胡と中国風の琴とのライブ演奏つきだった。

ホテルのあるエリアは東京で言えば青山・表参道といったお洒落な地域でブランドショップなどが多い。頑張ってはいるがディスプレイなどは何処となく田舎っぽい。

(実際に旅をしたのは12月下旬だったが、忙しくてアップできなかったので、正月休みにアップすることになった。乞うご期待!)